台風の影響、難しい判断
針路が定まらず、影響の大きさも定かで無い台風ですが、間違いないのは、今日から、明日にかけて広島が一番影響を受けることになるということです。
とにかく、被害が出ないようにと祈るばかりです。
30日、31日にかけ、私が話しをする行事が二つほどありました。
一つは、今日30日の午前中2時間半をかけて、韓国の大邱から広島を訪れる「大邱の『いのち、平和機構団』の平和ツアー」一行に、日本の平和運動について、話す行事です。
事前に「核兵器と原爆被害者の関連運動、護憲運動について、軍基地関連運動について、パレスチナ平和のための活動」について、たくさんの質問が届いていましたので、なんとか準備をしていた。
台風の影響で無事来日されるか心配していたのですが、昨日の午後「無事到着したので、予定通り実施するのでよろしく」との連絡が入りましたので、予定通り実施することになりました。
二つは、31日の午前中、東京の大学生に「なかなか資料が見つからないので、教えて下さい」と頼まれて「広島における労働組合運動での被爆者支援の取り組み」について話すことになっていました。若い人から「こんな話しを聞かせて欲しい」との要望は、いままで受けたことがありませんので少しだけ力を入れて準備しました。
1966年6月18日に結成された「国労原爆被爆者対策協議会」の歴史や1968年10月に結成された「全電通広島被爆者連絡協議会」の発足の経緯や翌年3月26日に600名の被爆教職員によって結成された「広島県原爆被爆教職員の会」の発足の経緯などを手持ちの資料を引っ張り出し、改めて振り返るよい機会になりました。瀬戸高行さんや近藤幸四郎さん、石田明さんのことを思い出しながら。
こちらは、何とか29日中に東京に帰る切符が手配できたということで中止になりました。しかし、ニュースによれば東海道新幹線が、夕方には運休になったようなので、どうなったか心配です。10月に再び広島を訪れるということで、それまで延期することになりました。
31日の韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部が主催する「李鍾根さんのおもいを引き継ぐ会」は、貴重な機会と楽しみにしていましたので残念です。いつ開催するかは未定です。
31日の夕方に予定されていた「ヒロキョレフェスタ2024」も中止になりました。昨年楽しい時間を過ごしましたので、残念です。
台風には勝てませんから、仕方ありません。今日の午前中はがんばって、後はゆっくりと資料の整理をしたいと思います。
いのちとうとし
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