「広島ブログ」

2022年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

核兵器廃絶

2022年6月19日 (日)

広島平和記念公園被爆遺構の保存を促進する会、最後の要望書を提出して活動を終了

広島市が、2017年に「平和公園内の旧中島地区の被爆遺構の展示」を決めて以降、より良い遺構展示となるよう市民の意見を反映させたいとして同年4月に発足した「広島平和記念公園被爆遺構保存を促進する会」(以下「促進する会」)は、昨日午後2時から原爆資料館メモリアルホールで、総会を開催しました。

総会に先立ち、かねての懸案であった鈴木康之先生(広島県立大学教授)の記念講演「被爆遺構展示館の意義と課題」を聞きました。

その後総会が行われ、事務局を担ってきた多賀俊介世話人代表から、これまでの経過の報告と今後の会の進め方「広島市に最後の要望書を提出し、促進する会は今日で解散する」が提案され、全体で確認し総会を終了しました。参加者は、40人でした。

20220618_151103

ここ2年余り、コロナ感染のため、会員全体で討論する場を持つことはできませんでしたが、7人で構成する世話人の会議は、この間52回開催し、その都度提言や要望をまとめ、広島市と協議を重ねてきました。残念ながら、展示されることになった遺構が、あまりにも小さいことや住んでいた人の特定など、課題は残りましたが、一定の役割を果たしたと思います。以下に総会で確認された、広島市長あての要望書を掲載します。


旧中島地区被爆遺構展示整備事業への取組に対する要望書

 貴職におかれましては、平和行政、とりわけ核兵器廃絶実現のために、日夜ご尽力されていますことに心から敬意を表します。また、常日頃から提唱されている「迎える平和」に繋がる平和記念公園における旧中島地区被爆遺構の展示整備事業にも取り組まれてこられたことに感謝申し上げます。

 さて、本年3月26日に「被爆遺構展示館」が正式オープンしました。初めての被爆遺構保存・展示事業として市民の期待は高く、当会は2017年の設立時より、良い物になるよう繰り返し市に提言を重ねてきました。しかし、多くの課題が残されました。今後は、この課題の解決にしっかり取り組んでこそ、この「被爆遺構展示館」建設の意義が高まると考え、以下要望いたします。

1、当会が当初から求めてきた「被爆遺構展示館」の場所にあたる所の元住民の特定については、市もその必要性は感じていると伺ってきています。特定について引続き努力し経過を随時明らかにして下さい。そのためにも、当会が提供した資料をきちんと評価し活用するようにして下さい。

2、被爆遺構展示館」開館から約3か月が経過していますが、来館者が多いとは言えない状況であると思います。歴史的に初めてのこの施設の評価をいっそう高めるためにも市民の声を引続聞き、来館者が増える努力を続けてください。そのためにはこの施設を所管する平和推進課が、平和記念資料館など他の近隣施設と所管を超えて連携を深める努力を積極的に行って下さい。

3、当施設の整備に関わった考古学専門の懇談会委員から、今後の永続的な施設管理体制の構築が重要であるとの指摘があります。これまで他の施設で、完成したもののその後の管理体制が不十分なため貴重な遺産が損なわれた例が多くあるとのことです。これから世界中の方が、また次世代の方が来館されることを念頭に、しっかりした施設管理体制を作って下さい。

多くの人たちが訪れ、少しでも被爆の実相に触れることのできる「被爆遺構展示館」となるよう広島市のさらなら努力が求められています。


広島県原水禁は、この問題には資料館下の発掘で被爆遺構が確認されてすぐに、広島市長に保存を求めてきました。その経緯があり、私も「促進する会」に参加し、世話人の一人として活動してきました。

 いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年6月17日 (金)

被爆77周年原水禁世界大会広島県実行委員会を結成

被爆77周年原水禁世界大会広島大会を成功させるための広島県実行委員会の結成総会が、昨日午後6時より、自治労会館で開催されました。

原水禁世界大会は、被爆75周年、被爆76周年の2年間にわたり、コロナ感染拡大の影響で、オンライン集会を余儀なくされてきましたが、今年は従来通りの対面方式により開催するという方針で、準備が進められてきました。

少し遅くなったのですが、昨日「被爆77周年原水禁世界大会広島県実行委員会」が無事結成され8月4日から6日まで開催される広島での大会を成功させることを誓い合いました。

20220616_181747

総会では、まず今年の大会の意義を次のように確認しました。

「被爆77周年にあたって、2021年1月、核兵器禁止条約が発効され2022年6月には第1回の締約国会議が開催され、世界は核兵器廃絶に向けて一歩を踏み出すはずでしたが、本年2月24日、ロシア軍によるウクライナ侵攻によって核兵器保有国による侵略、そして核兵器を含む大量破壊兵器の使用を威嚇の材料にするなど、世界の人々の思いとは逆行する新たな核兵器拡散のきっかけとなることが危惧されます。

わたしたちは、改めて核兵器廃絶・脱原発・平和と民主主義を守る取組みについて発信し、ともに学び合い、『核も戦争もない平和な21世紀を!』めざして、活動を強化していきます。」

確認された広島大会の主な日程は、次のとおりです。

8月4日(木)

15時40分資料館前出発 折鶴平和行進

17時から18時30分  開会総会 グリーンアリーナ

8月5日(金)

 9時30分から12時30分 6分科会 県民文化センターほか

 フィールドワーク ・大久野島バスツアー

          ・西松安野中国人強制連行・被爆の歴史ツアー

14時から16時30分 4つのひろば

8月6日(土)

9時30分から10時15分 閉会総会 県民文化センター

 10時30分から12時30分 国際シンポジウム 県民文化センター

 

世界大会前段として取り組まれる平和行進も従来通り実施することが確認されました。

東部コース 7月27日岡山から引き継ぎ

西部コース 8月1日山口から引き継ぎ

北部コース 7月30日庄原出発

いずれも8月3日午前中に平和公園慰霊碑前に到着します。

この他、大会の詳細は、逐次このブログでも紹介します。

実行委員会結成総会の冒頭、広島県で選出された第25代高校生平和大使

・荒川 彩良(あらかわ さら)県立広島国泰寺高等学校 3

・岡本 依純(おかもと いずみ)県立広島高等学校 2

・西川 繭可(にしかわ まゆか)広島大学附属福山高等学校 1年(学校の都合で欠席)

の決意表明がありました。

いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年6月14日 (火)

G7サミットで核保有国と非核保有国との橋渡し?

最近の「G7サミット広島開催」のローカルニュースの中で、気になることを耳にしました。

G7サミットには、核兵器保有国が3カ国、非保有国が3カ国(日本を除いての意味だと思うが)参加する。岸田首相は、常々『日本政府は、核兵器保有国と非核兵器保有国の橋渡しをする』と言っているので、このG7サミットでそのことを実現してほしい」

私の聞き間違いであればよいのですが。これを聞きながら、ちょっと待ってくださいと言いたくなりました。それは、現在のG7サミットの参加国の核兵器状況を見ると、単純に核兵器保有国、非核兵器保有国と割り切ることはできない現実があるからです。

確かにG7サミット出席国で、核保有国とされているのは、アメリカ、イギリス、フランスの3カ国だけです。

G

しかし、最近の日本国内の「核共有」発言でも例示国として紹介されていますが、ドイツは核保有国ではありませんが、2009年11月現在(今もそのままこの政策は継続していると思います)、同じG7の国イタリア、そしてベルギー、オランダ、トルコなどと共にNATO加盟国としてアメリカの核兵器を受け入れている国です。

まさに核共有(ニュークリア・シェアリング)国です。もちろん、配備されているのはそれぞれの国にある米軍基地ですが。

これは、NPT条約(核拡散防止条約)に違反することは明確ですが、とりあえず今日はそのことはおくことにします。

問題は、こうしたドイツやイタリアを「日本政府が橋渡し役をするための非核兵器保有国」として考えてよいのかということです。私の考えは、当然NOです。

日本政府の言う「核保有国と非核保有国の橋渡し」の対象となる非核兵器保有国は、核の傘や核抑止論に頼っていない国々のことでなければならないはずです。それらの国々こそ、核兵器禁止条約の成立に努力し、国連での同条約採択に賛成し、そして進んだ国では署名・批准を行い、真に核兵器の廃絶を願い、活動をしているからです。

来年のG7サミット広島開催が決まり、被爆地出身の岸田首相を「よいしょ」するあまり、この国際社会の現実に目をつむった報道があってはなりません。

私は、G7サミットに賛同しているわけではありません。しかし、広島で開催するのであれば、核保有国の首脳のみならず、核兵器禁止条約への署名批准を拒否している他の出席国3カ国の首脳も同様に広島の原爆被害の実相にしっかりと向き合うような日程が組まれるべきです。多くの広島市民が期待しているのは、そうしたことが目に見えるG7サミットの広島開催だと思います。

そのことを繰り返し情報発信する事こそが、広島のマスコミの役割だと思っています。

いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年6月13日 (月)

高校生平和大使のフィールドワーク

昨日12日は、第25代高校生平和大使の広島での活動の二日目で、午前中いっぱいをかけて平和公園のフィールドワークと原爆資料館見学で研修を深めました。

どんなフィールドワークになるかちょっと興味を持ちましたので、私も集合時間の午前8時30分に資料館前に行きました。

20220612_083914

この日の行動予定が改めて確認され、全員で原爆死没者慰霊碑前に移動します。

原爆死没者慰霊碑前では、全員で黙とうをした後、一人ひとりが献花をしました。

20220612_085743

そして、原爆死没者慰霊碑前での集合写真撮影。

20220612_090411

いよいよ5班に分かれてのフィールドワークの開始です。私は、広島の高校生平和大使経験者が案内役を務めるC班に同行することにしました。

まず訪れたのは、原爆供養塔です。

20220612_091135

続いて、原爆ドーム対岸に立ち原爆ドームの解説です。

20220612_092652

相生橋を渡って、原爆ドームまで移動。その後、動員学徒慰霊塔を訪れました。なぜ、ここなのかちょっと疑問を感じました。

元安橋を渡って、原爆の子の像へ移動し、佐々木禎子さんの話など由来の説明。みんなが鐘を撞きました。

20220612_095706

次は、中島本町の復元地図と平和の観音像。私も、復元地図がどうやって作られたのかを少し説明しました。次は、韓国人原爆犠牲者慰霊碑ですが、別の班がいたため、慈仙寺跡の墓石を見学しました。

そして、フィールドワークの最後となる「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」です。

20220612_102039

10時35分、フィールドワークは終了です。

1時間半近くの時間でしたが、もう少し工夫があってもよかったかなと感想を持ったフィールドワークでした。

その後全班が、再び原爆資料館入口に集まり、高校生平和大使は、資料館に入り資料館を見学しました。全体がタイトな日程ですので、この資料館の見学も約1時間余り。少し時間が足りなかったのではと思われます。

資料館見学の後、まとめが行われ解散しました。

20220612_115419

二日間の広島滞在。もう少し時間があればと思うのですが、全国から集まるのですからどうしても時間の制約を受けます。この短い時間の中で、どんなことを学んだのか、そしてそれがこれからの高校生平和大使の活動にどう生かされるのか、今後の活躍を期待したいと思います。

いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年6月12日 (日)

第25代高校生平和大使の結団式

全国で選ばれた第25代高校生平和大使の結団式が、昨日午後1時30分から広島の自治労会館で行われました。

結団式には、今年全国1道1都2府13県(北海道、岩手、福島、東京、神奈川、新潟、静岡、京都、大阪、兵庫、奈良、広島、福岡、佐賀、熊本、大分、長崎)で選出された31人の高校生平和大使とそれを支えるサポーターのみなさんが集まりました。公募に応じた高校生は、全国で約600人でした。6月に結団式が行われるのは、3年ぶりのことです。この結団式から、その年の高校生平和大使の活動が始まりますが、昨年は、ようやく12月になって実施されました。

第24代高校生平和大使の高橋菜乃果さん(広島)の司会で始まった今年の結団式は、最初に高校生平和大使派遣委員会共同代表の小早川健さんが、広島での選考会の模様などを紹介しながら開会のあいさつ。続いて来賓5人のあいさつ。私も広島県原水禁を代表したあいさつをしました。

これであいさつは終わり、続いて、被爆者で元原爆資料館館長の原田浩さんから「被爆の実相を伝える」と題した記念講演。原田さんには、昨年も講演をしていただきました。

原田さんの講演が終わると、休憩をはさんで高校生平和大使派遣委員会共同代表在間秀和さんから一人ひとりに「高校生平和大使認証状」が手渡され、正式に第25代高校生平和大使が誕生しました。

20220611_153040

20220611_154539  

その後、一人ひとりが決意を表明。一人2分の持ち時間ですが、それぞれの思いがこもった決意が表明されました。今年は、ウクライナ問題を多くの高校生が取り上げたことが特徴的でした。その後、共同代表に平野伸人さんが、これまでの経験を交えて高校生平和大使が果たすべき役割をレクチャー。平野さんは、高校生平和大使の育ての親ともいえる人です。その後、6月21日から23日にオーストリア・ウィーンで開催される「核兵器禁止条約第1回締約国会議」に参加する第24代高校生平和大使・近畿大学付属広島高校福山高3年の大内由紀子さんが、決意を表明しました。

最後に閉会あいさつがあり、結団式を終了しました。

2日目となる今日は、朝から平和公園を中心にフィールドワークを行い、正午過ぎに解散することになっています。

1998年5月、核拡散防止条約(NPT)に加盟していないインドとパキスタンが相次いで核実験を強行し、被爆地の市民は核拡散に危機感を募らせ、「長崎平和大集会」に参加する約50の平和団体が、被爆地広島・長崎の声を世界に伝えるために未来を担う若者を国連に派遣したことが、高校生平和大使のスタートです。現在のように長崎県以外でも高校生平和大使が選ばれるようになったのは、2005年以降で、少しづつ全国に広がり現在の17都道府県に広がりました。

この1998年と1999年の2回は、ニューヨーク国連本部への派遣でしたが、2000年第3代高校生平和大使から、軍縮会議が開かれるスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問し、高校生一万人署名活動で集めた署名を届けています。高校生平和大使のホームページによれば、「1万人」という数字は、当初は、高校生だけの署名を集めることを考え、当時の長崎の高校生に人数は、1万人ぐらいだろうということで、「高校生1万人署名」となったそうです。現在では、長崎だけでなく、高校生平和大使のいるすべての都道府県で実施されています。

毎年夏休みの時期に行われていた国連欧州本部への訪問は、この2年間コロナの影響で、実施できませんでしたが、現在のところ今年は、3年ぶりに実施されることなっています。

いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年6月11日 (土)

広島県の2022年第25代高校生平和大使

第25代となる今年の広島県の高校生平和大使は、県立国泰寺高校3年の荒川彩良(さら)さん、県立広島高校2年の岡本衣純(いずみ)さん、広島大付属福山高校1年の西川繭可(まゆか)さんの3人が選ばれました。

広島県では、4月14日に公募での参加呼びかけを開始し、締切日の5月6日までに、49人の応募(うち3名は、選考会に欠席)がありました。その後6月4日の選考会を経て、この3名が今年の高校生平和大使に選ばれ、6月8日広島市役所で記者会見を行いました。

6月4日に行われた選考会では、行事予定への参加の可能性や平和大使に応募した動機など3項目にわたる事前の調査表への回答や一人2分間のスピーチによる第1次選考で14人が選ばれ、その後面接が行われて、3人が選考されました。

Img_8776

左から荒川さん、岡本さん、西川さん

 事前の調査表にはそれぞれの熱い思いが書かれていますが、その中で今回選ばれた西川繭可さんの応募動機の一部を紹介します。

「小学校5年生の平和学習で、語り部の方から戦争体験や被爆体験を聞く機会がありました。私よりももっと小さいころの体験を今でも涙を流しておられる姿に、私が戦争を恐れるより何とかして思いを受け継がなければ、未来を変えるために行動しなければいけないという気持ちが芽生えました。その時、私と同じ小学校の先輩が、高校生平和大使になったおられることを教えてもらいました。〝微力だけど無力じゃない“と訴え続ける平和大使の活動に、これなら私にもできるのではないかと確信し、5年越しの思いで応募しました。」

こんな強い思いを持っている西川さんですから、必ず高校生平和大使として、がんばってくれるものと思います。もちろん他の二人にも同じ期待をしていますが。

選ばれた西川さんと岡本さんは、被爆4世ですが、今回の応募者の中には、その他にも被爆3世が5人、4世が7人いました。

高校生平和大使の歴史や今年の活動などについては、今日午後から広島で行われる全国の代表の結団式の報告で紹介したいと思いますが、今年は長崎市で初めて高校生平和大使が誕生してから、25周年にあたります。

ですから高校生平和大使の活動は、1998年に始まりましたが、広島県の代表が初めて選ばれたのは、2005年第8代高校生平和大使からです。広島県の最初の高校生平和大使は、当時三原東高校の3年だった西迫駿さんでした。第8代高校生平和大使としては、神奈川県の高校生も選ばれており、翌年からは長崎県以外からも高校生平和大使が誕生しましたが、広島県からは、しばらくの間途絶えていましたが、2011年(第14代)になって、可部高校3年の下岡美都穂さんが選ばれて、ようやく復活し、現在に続いています。

これまでの広島県の高校生平和大使は、独自の行動と共に私たち原水禁運動の様々な活動にも参加し、大きな役割を果たしてきました。若い高校生の原水禁運動への参加は、私たち原水禁の活動にとっても大きな力となっていますので、第25代に選ばれた3人の高校生平和大使も、様々な場で活躍してくれるものと期待しています。

いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年6月 4日 (土)

6月の「3の日行動」

戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会は、昨日(3日)午後5時30分から1時間、本通電停前で6月の「3の日行動」を実施しました。5月の「憲法記念日の集会」を実施したため、街頭でのアピール行動は、2カ月ぶりです。

今月のメインテーマは、「市民の命を救え ウクライナに平和を」「軍事費拡大に反対 憲法9条を守ろう」です。

訴える主なテーマは、

  • 軍事費拡大に反対しよう!
  • ウクライナ侵略戦争をやめさせよう!
  • 核の傘ではなく核兵器禁止条約の早期批准を!
  • 敵基地攻撃能力論に反対しよう!
  • 憲法9条を守り平和外交に徹しよう!

でした。

20220603_175702

藤元事務局長の司会で始まったアピール行動は、6人の弁士が、それぞれのテーマに沿いながら、力強く訴えました。

主なテーマに加え、小野綾子さん(国際環境NGO350Japan中四国ネットワーク・オーガナイザー)が、「反原発と脱炭素社会構築の必要性について」のテーマでスピーチ。小野さんは初めての参加です。またアイ女性会議の貴田月美さんが、国民がほとんど知らないままに成立し、6月1日から一部施行されることになった「重要施設周辺及び国境離島等における土地の利用状況の調査及び利用の規制に関する法律」(略して「重要土地規制法」と呼ばれる)の問題点を指摘し、今後この法律の廃止を求めて県議会や広島市議会に請願を行う予定であることが報告されました。

私も「核兵器の廃絶」をテーマに、プーチンの「核使用発言」をめぐる世界や国内の政治の動き、特に「核共有」発言を批判し、「核兵器の脅威から逃れる道は、核なき世界をつくるしかない」ことを訴えました。特に今月は、核兵器禁止条約が発効(2021年1月)してから2回も延期を余儀なくされてきた第1回締約国会議が、ようやく6月21日から3日間開催され、本格的な協議が開始されますので、そのことに触れながら「世界の多くが核なき社会」を望んでいることを強調しました。「核兵器のない世界は自分のライフワークだ」と言いながら、核抑止論にすがり続ける岸田首相に期待することは出来ませんが、第1回締約国会議、そして8月に予定されるNPT再検討会議が、少しでも前進することを期待せずにはおられません。

昨日の参加者は、50名。来月3日は、参議院選挙期間中となりますので、「3の日行動」は、実施しないことにしています。

いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年5月29日 (日)

「第33回ヒロシマの旅」

毎年、各都県で「反核平和の火リレー」を実施している平和友好祭実行委員会が主催する「ヒロシマの旅」が、昨日と今日の二日間広島市内で実施されています。

昨日は、午後5時からアステールプラザで開会集会が実施されました。私も広島県原水禁を代表して参加した、激励のあいさつを行いました。広島県平和運動センター佐古正明議長も参加されました。

この「ヒロシマの旅」の主目的は、各地で実施する「反核平和の火リレー」で走り継ぐ「平和の火」を平和公園の原爆慰霊碑の後ろで、世界の核兵器が亡くなるまで燃え続ける「平和の灯」から採火し、各地に持ち帰ることです。

20220528_162038

もちろん「平和の火」を採火するだけでなく、「ヒロシマの旅」と名称がついているように、原水禁運動の原点である「被爆の実相」を学ぶことも重要な課題となっており、多くの時間が割かれています。

この「ヒロシマの旅」は、これまで2泊3日の日程で開催されていましたが、コロナの感染が拡大して以降、ここ3年間1泊2日の日程で開催されています。しかも、一昨年、昨年と2年間、秋の開催となっていましたが、今年は、実行委員会の努力もあり、「反核平和の火リレー」がスタートする前の5月開催が実現しました。今年の参加者は、コロナ過ですが、スタッフや県内を含め12道県54名です。

今年の日程は、次のとおりです。

一日目(午後1時半受付開始)

・被爆電車に乗り二人の被爆体験を聞く

・平和記念資料館の見学

・開会集会後、反核映画「ヒロシマ・母たちの祈り」鑑賞

・講演「大久野島で起ったこと」講師:山内正之さん

  2泊3日の時は、大久野島訪問も実施されていた

二日目

・被爆証言を聞く 講師:平野貞男さん(広島県被団協)

・碑めぐり

・採火式

・集約集会(12時30分に全日程終了)

タイトなスケジュールですが、毎年、参加者はメモを取りながら熱心に参加する姿が印象的です。

昨日の開催集会には、「核兵器禁止条約」の第1回締約国会議が開催される今年、一方ではロシアのウクライナへの軍事侵略で、プーチンの「核使用発言」により、世界は核危機を迎えました。さらに、日本国内でも「核共有」発言が公然と行われるなで、かつてない核状況の中で、「反核平和の火リレー」が、実施されることになりますので、この「ヒロシマの旅」で持ち帰った「平和の火」が、各地の市民の反核の思いに火をともしてくれることを願わずにいられません。

今年は、幸いにして二日間とも天候に恵まれ、有意義な「平和の旅」となったようです。

いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年5月28日 (土)

広島県原爆被害者団体協議会2022年度総会に参加

広島県原爆被害者団体協議会(「県被団協」)の2022年度総会が、昨日(27日)午前10時より平和ビル5階会議室で開催されました。県被団協の総会が、対面式で開催されるのは3年ぶりです。

前田耕一郎事務局長の司会で始まった総会は、冒頭、昨年10月に亡くなられた坪井直前理事長をはじめ原爆で犠牲となった人たちに黙とうをささげました。そして箕牧智之理事長が、「ロシアのウクライナ侵攻から3カ月、毎日尊いいのちが奪われている。」さらに今月14日に来広したEUミシェル大統領が「世界の指導者が被爆地を訪問すべきだ」と呼びかけたことを紹介するとともに「今日は、核兵器禁止条約が発効して458日。日本政府は禁止条約を早期に批准すべきだ」とあいさつ。

20220527_100335

続いて、来賓のあいさつですが、今年はコロナ過ということもあり広島市長代理、連合広島、県生協連、そして原水禁代表の私の4人のみが出席し、あいさつを行いました。

あいさつ後、来賓は退席し、議案提案、質疑が行われました。

当日配布された総会議案の一部を紹介します。

経過報告の核兵器禁止条約に日本政府が参加するようを求める署名活動の中では「広島県原水禁の仲介でこの署名に原水禁国民会議の協力を得られて全国から多くの署名が寄せられました。」ことが記載されています。

また2022年度活動方針では、前書きで「私たちは自らの体験の上に立って核が絶対悪であること、核兵器は廃絶されるべきであることを訴え続けてきました。私たちは命ある限り、核兵器の廃絶を声高く訴え、実現を求めていきたいと思います。そして核兵器は戦争、争いごとの中で使用されるものであることから戦争、争いごとへの反対を訴えていきます。

そのため、県被団協として、さらには広島県原水禁など友好団体と協力して、機会あるごとに反戦、反核、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻反対の行動を行い、声を上げていきます。」と、ここでも広島県原水禁との共闘が明記されています。

また活動方針で目立つのは、被爆者が高齢化し年々少なくなっていく現状の中で、被爆二世・三世の役割が強調されていることです。総会出席者も年々人数が減るとともに二世の出席者が増えていますから、この方針も当然のことといえます。

具体的には次の二項目が新たの方針として明記されています。①被爆した親を身近で見守ってきた被爆二世・三世会員による被爆体験の継承・講話の実施②懸案であった二世・三世会員からの会費納入。

すでに各地区の被爆者団体では、実質的に二世が中心となって運営されている実態が多くなっています。県被団協の運動と組織の継承のためには、絶対に必要なことだと思いますので、今年度この方針が具体化されていくことが期待されます。

広島県原水禁として、今後も広島県被団協との連携の重要性を改めて認識した県被団協総会でした。

いのちとうとし

[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

 

2022年5月21日 (土)

核兵器禁止条約について考える ――東京と沖縄で集会が開かれます――

核兵器禁止条約について考える

――東京と沖縄で集会が開かれます――

 

緊急なテーマですので、憲法98条についての論考はお休みにします。

 520日は東京で、舩後靖彦参議院議員の呼び掛けで、核兵器禁止条約を考える会が開かれます。その呼び掛け文です。

 ************************************************************************

20225月吉日

国会議員各位

れいわ新選組 参議院議員

舩後 靖彦

 

「核兵器禁止条約を考える集会」ご臨席のお願い

 先生方におかれましては、政務、公務におかれてのご活躍に心より敬意を表します。また、今後とも私たちに対し大所、高所よりのご指導を賜れればありがたく存じます。

さて、この度「核兵器禁止条約を考える集会」を開催する運びになりました。ゲストスピーカーに秋葉忠利さん(元広島市長)、喜納昌吉さん(音楽家・元参議院議員)をお迎えして、我が国の核兵器禁止条約の批准について議論が深まればと考えております。

ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、ぜひご臨席を賜ればありがたく存じます。ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 日 時    5月20日(金) 15時~17時(終了予定)

場 所    衆議院第2議員会館B18会議室

  

「核兵器禁止条約を考える集会」次第

 

15:00 開会の挨拶 (参議院議員 舩後靖彦)

15:05    基調講演 (秋葉忠利様)

15:35 基調講演 (喜納昌吉様)

16:05 意見交換

16:30 閉会

 ******************************************************************

 そして、521日には、沖縄で、喜納昌吉さんの呼び掛けで、「戦争と核のない世界へ」というテーマのシンポジウムが開かれます。

  Photo_20220520132501

そのどちらにも参加させて頂きますが、私の発言はこれまで、このブログ、そして姉妹ブログの「春風夏雨」、そしてChange.orgでの署名運動で皆さんにお伝えしてきたことです。

加えて、琉球日報が鳩山友紀夫さんと私の論考を掲載してくれましたので、それも是非お読み頂きたいと思います。

16100219953321  

16111221885684  

核「共有」とか、「敵基地攻撃能力」とか、「憲法改正」では未来の見えないことが、少しでも広まることを期待しています。

 [2022/5/21 イライザ]

 [お願い]

文章の下の《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
広島ブログ

広島ブログ

より以前の記事一覧