「広島ブログ」

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グルメ・クッキング

2023年6月 4日 (日)

陶芸家青木良太さんとの会食

昨日から、並木通りのギャラリーたむらで、青木良太展が始まりました。

今回は、琥珀を釉薬に使った「琥珀焼」がメインテーマです。青木さんは、年間1万を超える新しい釉薬を自ら作成し作品に生かしています。今回、聖徳太子が建立した三重県津市の四天王寺の依頼を受け、聖徳太子が医薬への活用を研究したといわれる琥珀を釉薬として使った作品が展示されています。

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青木良太さんの個展は、毎年この時期に開催されますが、初日には作家自身が来廊します。そして夜、ギャラリーのオーナーと会食をしますが、いつも私もなぜか同席します。

昨晩も横川のピザ屋「ピッツァリーヴァ」でおいしい食事を楽しみました。

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いろいろと面白い話がありましたが、ここでは出てきたメニューだけ紹介します。

最初は、枝豆です。

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ピッツァリーヴァのオーナーが、青木良太さんのフアンですので、出てきた器が青木さんの作品です。

そして前菜。

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次にアヒージョです。

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何度もピッツァリーヴァには来ていますが、初めてです。青木さんの来店を歓迎してのオーナーの心づくしです。

後はピザ4種類。

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最後の一枚は、チーズ4種と生ハムが載っています。

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締めのデザートは、オレンジとレモンのシャーベットです。

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いつものことですが、楽しく美味しい食事でした。

いのちとうとし

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2022年11月26日 (土)

素晴らしい眺望の韓国料理店NaRi Joa( ナリゾア)

被爆者の豊永恵三郎さんと原民喜研究者の竹原陽子さんの「俳句談義」に同行して二葉山の中腹にある韓国料理店NaRi Joa( ナリゾア)に昼食を食べに行きました。ナリゾラは、ハングル語で「いい日だね」という意味だそうです。

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急な坂道を登っていきますので、徒歩ではちょっと辛いものがあります。私たちは、広島駅新幹線口で待ち合わせをし、短い距離ですがタクシーに乗りました。

お店のオーナー安さんは、在韓被爆者問題で何度か席を同じくした知人でした。もちろん豊永さんの古い古い友人ですが。

このビルは、4階建てです。レストランの入り口が3階です。

このビルは、1968年に讃井さんによってアジアからの留学生の宿泊施設として建てられ、2001年に広島留学生会館が開館するまでは、この建物が留学生の宿泊場所として活用されてそうです。その名残が、館内だけでなくいたるところに残っています。この時は、讃井という名字しかわからなかったのですが、帰宅してある本を見ていたら当時広島大学の教授だった讃井鉄男さんが思い立ち、1963年に病気で急逝されると、その意志を妻の光子さんが引き継がれて完成したものだということがわかりました。

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現在、この建物は、4階がレストランとなっていますが、1階は2019年に亡くなられた女性史研究家加納美紀代の資料室とになっており、その膨大な蔵書や資料の整理を高雄きくえさんがあたっておられます。もともと安さんがこのビルを購入しようと思われた動機は、自分たちの資料室を持ちたいということだったようですから、この資料室こそこのビルの中心といってよいかもしれません。

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館内を見学しているうちに昼の時間が近づきましたので、4階に戻って、楽しい昼食の時間です。ランチメニューです。

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豊永さんが予約された「ワンプレートおたのしみセット」が、運ばれてきました。

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ゆっくりと美味しい昼食をいただくことができました。

お店を後にする前、お願いして屋上に上がらせていただきました。広島市内だけでなく、宮島や瀬戸内海の島々が一望できます。食事をした場所の窓からも見えますが、屋上から見る景色は格別でした。左方向の景色です。

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右方向の景色です。右端奥に宮島が望めます。

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真ん中で一番高く映っているビルの向こう側に似島がありますが、残念ながらビルの影になってみることができません。

天気に恵まれ良い景色を眺めることができました。

食事と景色に満足して帰宅の途につきました。

いのちとうとし

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2022年5月31日 (火)

2022.5月のブルーベリー農園その4

キジの鳴く声に加わってホトトギスが鳴きだした。「目に青葉 山ホトトギス 初ガツオ」名の通り今がその季節。農園の周囲ではホトトギスは高い木の上を移動しながら鳴く。里山のブルーベリー園の西側でブルーベリーの剪定を続けているがそこにでもかなり近くでさえずる声がする。わりと低い声なので余韻をもってやさしく森やブルーベリー畑に響く。初めてホトトギスの鳴き声を聞いたのはもう50年以上前。吾妻山から御陵山を縦走して熊野神社に降りる手前の下りの谷あいで聞いた。さえずる声が「特許許可局」と言っているように聞こえたのを思い出す。果物ではイチゴ、ブイブイがおいしくなる。早生のブルーベリーの収穫はあと1ケ月先。

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528日(土)

農園の小さな畑でとれたスナップエンドウとソラマメ。ゆでたりいためたりして晩のおかずにした。

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初夏の花木ハコネウツギ

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ハコネウツギに覆いかぶさるようにして咲くのはエゴノキの無数の白い花

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529日(日)

里山の農園のブルーベリー畑のある小高い丘から。青葉、青空、集落

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その丘の林の中に咲くシライトソウ。今年はちょっと多く咲いている

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農園の庭の花壇のブイブイの実が赤くなった

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庭の池のトノサマガエル。雨が少ないので池の水も少ない。それにしても蛇が来ないためか随分のんびりしている

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ブルーベリー畑の電気柵の電線にとまるトンボ(名前知らず)

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ブルーベリー畑の晩生(ラビットアイ系)のブルーベリーの実(パウダーブルーという品種)

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お昼前、近くに住む親戚の女性が

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イチゴをどっさり持ってきて頂いた。手をかけるのは草を取るくらいで育った野性味たっぷりの小ぶりな実。しばらくおしゃべりして別れた。

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530日(月)

前夜に砂糖を入れて煮詰めたイチゴのジャム。朝になって冷ましたジャムはヨーグルトに入れて頂いた。お陰でしばらく初夏の味が楽しめる

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社会福祉法人安芸の郷

理事長 遊川和良

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2022年1月11日 (火)

核廃絶運動のこれから (3) ―――Wish Listを作ってみよう!―――

核廃絶運動のこれから (3)

―――Wish Listを作ってみよう!―――

 

被団協の未来を考えることから、平和運動・核廃絶運動が転換期にあり、こうした運動の支え手・推進リーダーだった労働組合の未来も必ずしも明るくはない、という現状を確認しました。

それではどうすれば良いのかを考えたいのですが、私が一人で考えると、高齢化のせいもありかなり狭い範囲で答を探すことになってしまいそうです。それでもこれまでの経験値もありますので、全く無意味だということにはならないのですが、もっと多くの皆さんのお知恵を拝借することで、希望に満ちた展望を描けるかもしれません。

そのために、これからの平和運動や労働組合運動、その他、政治を変革する運動がどうなれば良いのかを、具体的な比喩として考えてみて下さい。「こんな平和運動になれば良いな」とか「こんな労働組合なら、私も参加したい」というような前向きの気持になれる運動の姿を、描いて見て下さい。それを合わせて、新年の「Wish List」、「願い事のリスト」あるいは「夢のリスト」として今後を考える上での出発点にできればと思います。

 この試みは、停滞気味ではあるけれどもわたくしたちの社会が民主的で活力に満ち、健全であり続けるためには必要不可欠な市民運動や労働組合運動が新たなエネルギーを得るために行いますので、一種の「思考実験」です。そこから、現在の運動の担い手の皆さんが創造的なヒントを引き出して下さることを期待しています。

 創造性の元になるのは、しばしば意外な組み合わせです。ユーモアの源もそんなところにあるのですが、荒唐無稽な比喩で、平和運動の理想的な一面を表現することで新たな材料が見付かるかもしれません。

 と、抽象的な御託を並べているだけではイメージが湧かないかもしれません。比喩の力の豊かさのヒントになるかどうかまでは自信がありませんが、一つ実例を挙げて、どのような思考実験を目指しているのか、説明しておきましょう。

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《レストラン・マリオと平和運動》

広島の皆さんなら、「マリオ」と聞いて、ゲームのマリオだけではなく、イタリアンの名店の方のマリオが頭に浮かぶはずです。最初の喫茶店が開店してからもう半世紀も続いている上級のイタリア料理店ですが、先日、久し振りに多くのお客さんで賑わっているマリオで食事をして、このレストラン・チェーンが広島にあることで、私自身の生活がいかに豊かになっていたのかを痛感しました。

 そこで、「牽強付会」になりますが、「マリオのような平和運動」という比喩で何が表現できるのかを考えてみました。

 マリオの強みは、イタリアンの高級路線を提示しながら、トップ層の人たちだけの独占にならないような料理とサービスを提供し続けてきたことです。極端なことを言えば、この40年間、マリオの料理とサービスは完璧だったと言っても良いくらいです。

 レストランと平和運動とは、全く性質の違う存在です。それを敢て同一視することで、今までは見えなかった平和運動の姿が浮かび上がるかもしれません。そのために発するべき問の例としては、次のようなものが考えられます。

 平和運動では食事やサービスの代りに何を提供しているのでしょうか。「お客さん」は誰を指すのでしょうか。そのお客さんは、お金の代りに何を平和運動にもたらすのでしょうか。レストランの人気が高まり、多くの支店を開くことは何に相当するのでしょうか。メインの料理だけでなく、デザート専門の店が人気を呼ぶことは、平和運動にすれば何に当るのでしょうか。

 平和運動の目的は、例えば核兵器の廃絶ですから、社会を動かさなくてはなりません。レストランという存在は直接、社会を動かすという役割を担っていませんが、それは、レストランにおいては何に置き換えられるのでしょうか。

 こうして、想像力は膨らんで行くのですが、これをお読みの皆さんにも御自分にとって身近な何かと平和運動とを比較して、平和運動の未来を創るための何らかの閃きを感じて頂ければと願っています。これから一月くらいを掛けて、じっくり考えてみたらどうかと思うのですが、如何でしょうか。

 [2022111日 イライザ]

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2021年11月13日 (土)

ビーガン続いています

選挙からしばらく経ちましたが、いつも以上に今回は!という気持ちだったので、未だにがっかり・憤怒している今日この頃です。選挙後のラインで友人から来た「自民党は安心感があるよね~」という言葉はトドメでしたが、腐らず種まきをやっていかないといけないなと思います。

今回の選挙、SNSでは若者層に関心の強い気候変動や動物の権利などの投稿が、以前よりも確実に多くなっていることを感じました。実際の投票に数字としてどの程度結びついたかは…微妙ですが、小さくても確実に変化が起きているのだと思いたいです。

生活と政治をどうしたら自分ごとになるのか…いつも同じことで立ち止まってしまいます…。憲法改悪に向けた動きに抗って、小出しにしながらですが、周りから変化を起こしていきたいと思います。

そして、少し増えたビーガンのレパートリーをさらに増やしていこうと思います。

休憩も挟みつつ、何事もあきらめず、生きたいです。

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大豆ミートのから揚げ(葉物を添えれば映えたかな…)

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豆のミートボールと豆のペンネ(お気に入り)

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豆からできたミルク(スウェーデンからやってきた!おしゃれさんで美味しい!嬉しいことに家族が購入してくれていました!)

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安佐南区にある素敵なビーガンスイーツのお店「コトノハ」(街中にもあれば嬉しいな…)

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ビーガンアイス(販売が安佐北区)

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ビーガン卵(豆腐です)

 

Jun

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2021年4月 3日 (土)

できることから、ビーガンのススメ!

コロナ禍でSNS、特にインスタを見ることが増えました。猫や犬の殺傷処分について見ていると、ビーガンの投稿がよく出てくるようになりました。

 ビーガンの人たちは素晴らしいけれど、お肉は美味しいし、動物が動物を食べるのは自然なことだからと正直、自分には出来ないと思っていました。しかし、「犬や猫は家族と言いながら、肉食を続けるのは、種差別です。」という投稿にハッとさせられました。知ることを始める、きっかけをくれたその投稿に今は感謝をしています。

鶏卵用の鶏は全面が柵のケージに閉じ込められます。平らな所が全く無く柵に足が食い込みます。そんなケージの中で鶏は短い一生を、ただひたすら卵を産まされます。産めなくなれば乱暴に掴まれ袋に詰め込まれていく等々、目を覆いたくなることだらけです。知ってしまったからにはと、お値段高めの平飼いの卵を買いはじめました。が、平飼いであっても、オスは卵を産まず、食肉としては美味しくないため生後すぐにシュレッダーで殺されます。卵を食べるという事は、それに加担してしまうという投稿を見てしまい、食べる量を減らすことにしました。

 当たり前のことが当たり前ではない、とコロナでも思い知りましたが、大好きなカフェオレの牛乳!考えてみれば当たり前ですが、牛乳は仔牛のためのものです。それを横取りしている訳ですから…仔牛は生まれてすぐ母親から引き離され、これはペットショップで売られている犬や猫にも言えますが、母親は淋しい思いをしながら身動きすらできない所で、何度も人工的に妊娠させられ、殺される日まで閉じ込められています。当たり前のように買っていた牛乳のために…。

 親子が引き裂かれ、劣悪な環境に置かれるのは豚も鳥たちも同様です。猫や犬だけでなく、豚や牛たちも私たちと同じように感情を持ち、親子の愛情があります。当然、食べられるために生きている訳ではありません。その当たり前に対する想像力が全く欠けていた、見ようとしていなかったことに気づきました。

 環境問題からも肉食の弊害は言われています。CO2削減はもとより、肉食を減らすことで、飢餓で苦しむ人々に穀物を行き渡らせることができます。温暖化など地球環境は確実に悪化しており、多様性が失われた海では、数十年先には魚が取れなくなるとグリンピースの記事にありました。廃棄されるほど食料を浪費しながら、一方で飢餓に苦しみ続けている人がいる現代は、当たり前にしてはいけない異常な時代です。

 とはいえ、私自身、友人との外食が好きですし、急激にビーガンに移行することは体にも良くないので、できるところからビーガン生活を始めました。

そして驚きました!今の時代は多様な植物性たんぱく食品があるのです!

大豆ミートは、いろんなタイプがあります。チーズ風のシュレッド、ほぼチーズです。

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大豆の商品は多いのですが、ソラマメのハーキスはおススメです!プレーン味と書いてありますが、スパイシーで美味しいのです!野菜と炒めてもパスタにも合います♪

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プラントフードは増えてはきていますが、日本ではまだまだ需要が少ないため、海外に比べると発展途上のようです。需要が高まれば、きっとお値段も優しくなるはずです!

 何においても言えることですが、知らないことは恐いことです。そして、知る中で出来ることが見えてきます。これからも出来ることを続けて広げていこうと思います!

Jun

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2020年11月16日 (月)

お好み焼 KAJISAN(かじさん)と森瀧市郎先生

久しぶりに、比治山トンネルの西入口近くにある「お好み焼き KAJISA」に行きました。

最初にお店に入ったのは、数年前。お店の外の値札に「肉玉そば 500円」が目に付いたからです。「今時、肉玉そばが終日500円。安い」と思ったのがきっかけです。この値段、35年前から変わっていないそうです。500円ですが、キャベツがたっぷり入りボリュウムがあります。

後で知ったのですが、このお店はテレビや新聞で何度も紹介されています。ですから知っている方も多いと思います。店を営む梶山敏子さんは、原爆孤児だったからです。最初に店に入った時には、梶山さんが原爆孤児だったことは全く知りませんでした。

そんなに何度も通ったわけではありませんが、2回目だったと思いますが、お好みを焼く梶山さんと話していると、意外な事実を知らされました。

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右端奥に鶴見橋があります

 話のきっかけが何だったのかは覚えていませんが、「私はね、森瀧先生と少し関わりがあるのですよ。森瀧先生が亡くなられた時に造られた本に、私も追悼文を載せているのです。森瀧先生は、優しかったです。」との話です。この話に出る「本」とは、森瀧市郎先生が亡くなられた翌年(1995年)7月発刊した「人類は生きねばならぬ 森瀧市郎の歩み」と題した「森瀧市郎追悼集」のことです。8人の刊行委員の一人に私も名を連ねていますが、梶山さんの名前はすっかり忘れていました。帰宅してすぐに追悼集を確かめると、間違いなく梶山敏子さんの名前があります。

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梶山さんの追悼文は、「広島子どもを守る会代表」として、次のように書かれています。

「今年もお正月明けに、先生から賀状を頂戴致しました。『頌春 ‟いのちとうとし“1994年元旦』と書かれていました。温かくて力強い文字の賀状です。それから三週間もたたない1月25日、先生の訃報に接しました。深い悲しみを覚えています。 思い返しますと、昭和28年、原爆孤児精神養子運動が展開された時に、森瀧先生と初めてお会いしました。原爆で親を亡くした私たちに精神親をさがして下さる架け橋になって下さいました。たくさんの愛情を注いでくださり、今日まで私たちが強く明るく生きてきたのも、先生のおかげと深く感謝しています。32年前に、同じ境遇で結ばれた私たち夫婦の結婚式に列席して下さり、祝辞を頂いたことを鮮明に覚えています。」その後に、先生が亡くなられる3年前に開かれた「広島子どもを守る会 思い出と感謝の集い」で森滝先生と再会したことが懐かしく触れられ、追悼のことばとなっています。

ようやくうろ覚えに思い出しました。この追悼文は、1994年2月5日に国際会議場で行った「お別れ会」の会場で、梶山さんが述べた「お別れのことば」でした。

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文中に出てくる「結婚式」は、「広島子どもを守る会」で出会った一歳年上の夫昇さんと1962年3月27日に行われた「テレビ結婚式」のことです。その後、1965年に会社勤めの夫の留守中、自宅でできる手軽な商売ということでお好み焼き屋が開店しました。会社勤めだった昇さんは、仕入れなどの裏方で手伝っておられたようですが、会社を退職してからは一緒にお店に立っておられます。お店は、都市計画や比治山トンネルの開通などで建て替えはあったようですが、ほぼ現在地での営業が続き、今に至っています。

お店の名前は、当初は、息子さんの提案で「梶山」をもじって「かじさん」だったようですが、今のお店に建て替えた時、「KAJISAN」に替えたとのことです。

のれんをくぐりガラス戸を開けると、「いらっしゃい」の元気な声が出迎え、誰にでも笑顔で気さくに話しかけてくれる梶山敏子さん、そしてそれをやさしく見守る昇さんの姿があります。

「KAJISAN」さんは、また立ち寄りたいお好み焼き屋さんです。そして長く続いてほしいお店です。

いのちとうとし

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2019年6月28日 (金)

さようなら!フライデーサービス

基町のNTTクレドビルの8階にある「とんかつの和幸」には、ヒレカツご飯とロースかつご飯を値引きするフライデーサービスがあります。フライデーサービス(金曜日)となっていますが、なぜかチューズデー(火曜日)にも「フライデーサービス」として同じサービスが提供されています。ちょっと不思議な気もしますが、利用する側からすれば、回数が多いにこしたことはありませんから、歓迎です。だからといってしょっちゅう行けるわけではありません。買い物に出かけた時、月に1,2度このサービスを利用してきました。

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「来ました」と過去形になっているのは、このフライデーサービスも6月末日をもって終了するというお知らせが店頭に張り出してあったからです。6月末日といっても、6月最後の金曜日は今日(28日)ですので、本当に最後の日になってしまいました。残念です。

昼食時にこのお店を利用するのは、フライデーサービス(このサービスは一日中提供されていました)だけが目的だったわけではありません。フライデーサービスを知る以前から、お昼定食を目的に利用していましたので、これからもお世話になることがあると思います。

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「御飯、味噌汁、キャベツのお替り自由」は、とんかつ屋さんならどこにもあるサービスです。しかし、妻の御飯が私の茶碗に移されるのが毎度のことですので、御飯のお替りをすることはありません。お替りを頼むのは、キャベツと味噌汁です。キャベツのお替りでは、「どれぐらい入れましょうか」「山盛り一杯お願いします」これがいつも店員さんとかわす定番のやり取りです。最近では顔も覚えられ、私たちがお願いしなくても、キャベツは山盛りになります。でも時々「もうちょっと」と催促することもありますが。そしてこのキャベツをより美味しく食べさせてくれるのが、和幸特製の「ゆずドレッシング」です。ドレッシングはたっぷりかけます。このドレッシングは、レジで販売されています。

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もう一つのお替りは味噌汁です。これが私にとっては重要です。味噌汁のことですから「重要」というのは大げさですが。それでも私にとっては、やはり重要です。というのも、このお店で提供されているお味噌汁は、シジミ汁だからです。シジミといえば、直ぐに思い浮かぶのが、宍道湖です。松江で過ごしたわが家の朝食は、シジミ汁が定番で、毎日のようででました。わが家で食べるシジミ汁は、味噌仕立てではなく、塩味の「すまし汁」でした。今でも松江の実家に帰ると、義姉さんが、必ずシジミ汁を作ってくれます。ですから、和幸さんで出てくるシジミのお味噌汁は、故郷のことを懐かしく思い出させてくれるのです。和幸の味噌汁のシジミはかなり小粒ですが、それでもやはりシジミの香りはきちんと鼻に来ます。私は、今までの習慣でどんなに粒が小さくても身をひとつずつつまみだして全部食べます。

ひれかつご飯(1330円)、ロースかつご飯(1230円)が、いずれも880円になるフライデーサービス。今日が最後ですから、どうしても行かなければと思って出かける準備をしています。私たちが注文するのは、いつもひれかつご飯。今日もおいしくいただきます。

いのととうとし

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2019年5月28日 (火)

アメリカ・臨界前核実験抗議の座り込み

アメリカが2月に行った「臨界前核実験」に抗議する座り込みが、核兵器廃絶広島平和連絡会議(連合広島、広島県原水禁など12団体で構成)の呼びかけで被爆者や被爆二世などを含む市民、労働者約80人が参加し、平和公園・慰霊碑前で27日の午後0時15分から実施されました。

私が、このアメリカの臨界前核実験実施のニュースを耳にしたのは、ちょうどトランプ大統領が大統領専用機に乗って日本に向かって飛行中の時間でした。唖然とする思いとともに強い憤りを覚えました。あまりにも挑戦的と思えてならないからです。しかも、実験が行われたという2月13日は、米朝首脳会談がベトナムで開催される直前です。北朝鮮に非核化を迫りながら、自らは例え爆発を伴わないとはいえ核実験を行っていたのですから、何おかいわんやです。

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アメリカはトランプ政権になって以降、「核兵器禁止条約」に賛成しないばかりか、INF(中距離核戦力)全廃条約からの離脱、核兵器役割を拡大をめざす「核態勢の見直し」を発表しより使いやすい小型核兵器開発、水上艦や潜水艦から発射する巡行ミサイル開発への言及など、広島の願いである「核兵器廃絶」と逆行する動きを強めています。今回の「臨界前核実験」実施も、そうした流れの一環と考えなければなりません。そして何よりも強調したいことは、「核実験」は常に使用が前提とされていることです。核兵器の使用が危惧される事態をアメリカ自身が招来しているとも言えます。

抗議の座り込みは、最後に広島県被団協の箕牧理事長代行が、「前回の核実験は、ICAMへのノーベル平和賞が授与されている時、そして今回は、米朝首脳会談の直前。核廃絶を願う私たちへの挑戦そのもの。アメリカのこの行動は絶対に許せない。ちょうどいま米日首脳会談が行われているのだから、安倍首相は、きちんと抗議すべきだ」とあいさつ、そして下記の抗議文をトランプ大統領に送付することを確認し、終了しました。

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臨界前核実験に対する抗議の申し入れ

貴国のローレンス・リバモア国立研究所は、2019年2月に、貴国がネバダ州の核施設で臨界前核実験を実施したことを明らかにしました。

今回の臨界前核実験は通算29回目にあたり、被爆地ヒロシマの「核兵器廃絶と世界の恒久平和」への思いを踏みにじる到底許せない行動であり強く抗議します。

貴国はこの実験について、貯蔵した核弾頭の安全性を向上させるため、プルトニウムのデータ取得を目的とした、包括的核実験禁止条約(CTBT)の対象外の実験と主張しています。また、エネルギー省の傘下にある国家核安全保障局(NNSA)は、今年2月、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に搭載する低出力核弾頭の製造を開始したことを明らかにしており、いかなる理由があろうとも核兵器の実験、ましてや核兵器使用は絶対にあってはなりません。

くわえて、今回の実験は今年2月の2回目の米朝首脳会談の直前に行われており、トランプ政権として、北朝鮮に非核化を迫る一方、みずからは臨界前核実験を通じて核兵器の性能向上を進めていました。

これは、国際社会において許されざる行動であり、今回の貴国の行動は、「核兵器の廃絶と世界の恒久平和」実現を求める被爆地ヒロシマの声や国際世論に対する重大な挑戦であるといわざるを得ません。

私たちは「核兵器廃絶と世界の恒久平和」実現の願いを込めて、米国がCTBTや核兵器禁止条約を早期に批准し、臨界前核実験をはじめすべての核実験の中止や、核兵器のない世界の早期実現に向けた積極的な行動を求めます。

以 上

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核実験が行われるたびに抗議の意思を表す座り込みを続けてきました。私はいつも、原爆慰霊碑前で座り込むことは、いま自らが声をあげることのできない原爆犠牲者の思いをともにする行動だと考えています。今日もまた、そのことを感じながらの行動でした。

いのちとうとし

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