久しぶりに縮景園に行きました。
梅の開花便りが報じられていますので、少し暖かくなった10日のお昼前、縮景園を訪れました。
夫婦とも65歳を超えていますので、入場料は無料です。
今回の入園では、二つも目的がありました。
もちろん一つは、開花が始まった梅林を見ることです。
表門を入ると左手の泉水亭の北側の通路を西に進みます。少し進むと足下に紫の小さな花が目に入ります。
寒アヤメの名札がついています。寒アヤメの開花は、1月下旬から3月上旬ですので、最後の一輪のようです。
すぐ隣の椿では、鳥(名前は不明)が蜜をついばんでいました。
最初の目的は、梅の花ですから、縮景園西側に広がる梅林に歩を進めます。カメラを構える人の姿が目に入ります。
私も何枚か撮りました。梅林の南側入り口付近に「楊貴妃」の名札がついた木があります。その名にふさわしいきれいなピンク色の花を今を盛りと咲かせています。
梅林の中程にある広島気象台の「うめ」の植物季節観測用標本木です。
根元左下にその表示板が見えます。
梅林の北側には、紅梅が集まっていました。
梅の花を眺めた後は、もう一つの目的の被爆樹木を見に行きます。
被爆樹木のことを特集したNHKの番組の中で、「ほぼ枯れ死状態だ」と言われていた被爆樹木が縮景園にありますので、まずその木を見に行きます。園内北西の塀際にあるムクノキです。
数年前にもこの木を見に来ましたが、その時よりずっと弱っていて、私の目にも枯れてしまったなと映る残念な姿です。
もう一本の被爆樹木は、イチョウです。園の東側に進みます。こちらは、元気な姿を見せています。
よく見ると根本付近から沢山のヒコバエが育っています。
葉になる芽もふっくらと膨らんでいますので、今年も沢山の葉をつけ、元気な姿を見せてくれるはずです。
その後、ゆっくりと園内を巡りながら、最後にサクラの植物季節観測用標本木を見ましたが、つぼみは堅く、開花までにはまだ相当時間がかかりそうです。
この標本木を見終えて出口に向かうと目につくのが、大きく育ったミモザの木です。
少し黄色くなっていますが、満開とまでは言えません。
余談ですが、3月8日の「国際女性デー」の日がなぜか「ミモザの日」になっています。その由来は、イタリアで、男性から女性に向けてミモザの花が贈られるようになったことからこの名がついたと伝えられているようです。
いろいろと楽しむことのできた久しぶりの縮景園訪問でした。
いのちとうとし
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