2025年3月の県原水禁常任理事会の開催
広島県原水禁は、6日午後5時から常任理事会を開催し、1月27日に開催した第94回総会で決めた方針の具体化を協議しました。
総会以降の活動報告を行った後、今後の活動方針について大瀬敬昭事務局長が提案しました。今年は、被爆80周年ですので、節目の年としての方針が提起されました。
最初に、原水禁国民会議が「被爆80年」に向けた協議を進めている次のような方針が提起されました。
①「核と人類は共存できない」という基本理念の再確認と運動の継承。 ・核兵器廃絶【2035/2045ビジョンの作成・発表】 ②具体的な取り組み ・小冊子の作成 ・自治体(首長・議会)や政党への要請 ・被爆証言、被爆者とのつながりの形成 ・次世代への継承(高校生・大学生・若い世代との連携) ・被爆80年から未来へ(世界とのつながり・カンパの実施) |
次に、県原水禁としての「被爆80年」の取り組みについて提起しました。
①被爆80周年を前にした集会 ・名称「被爆80周年、被爆の原点から核廃絶へ」(仮称) ・主催 被団協との共催または後援を検討 ・会場 県内4カ所(三次、福山、東広島、廿日市)でブロック集会として開催 規模 いずれの会場も最低100人規模 ・開催時期 5月中下旬~6月中旬 ・内容 被爆者の訴え(被団協) 高校生平和大使の報告 被爆80周年への提起 ②「核兵器禁止条約批准」のための自治体・議会・政党への要請 ・自治体で決議がないのは、広島県・竹原・世羅・熊野・大崎上島 ③原水禁学校の開催 日程 10月か11月の土日の2日間 ④核兵器廃絶広島平和連絡会議・連合広島との企画について ・「核兵器廃絶1000万人署名」 ・「戦後・被爆80周年シンポジウム」(仮) 日程 2025年6月1日(日)10時~14時40分 会場 国際会議場 |
この提起に対し、特に「被爆80周年を前にした集会」について、積極的な意見が出され、集会成功に向けて取り組むことが確認されました。
その後、直近の取り組みとして
・福島を忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会
開催日時 3月11日(火)18:00~20:00
に取り組むことを確認しました。
また、10月5日、6日の二日間広島で開催される「広島・長崎被爆80周年「核のない未来を !世界核被害者フォーラム」への参加も確認されました。
現在ニューヨークの国連本部で核兵器禁止条約第3回締約国会議が行われていますが、原水禁国民会議からも谷事務局長や秋葉忠利県原水禁代表委員、高校生平和大使が参加していますが、その活動が原水禁ウエブサイト(http://gensuikin.peace-forum.com/2025/03/03/tpnw-3rd-msp/)で更新されていますので、ぜひ閲覧してください。
いのちとうとし
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