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2025年2月19日 (水)

藤登弘郎作 水彩画集「平和を訴える物言わぬ証人-広島被爆80年」

「悲惨なヒロシマ」の記憶を未来に繋ぐため、銀行を退職後20年あまりにわたって「物言わぬ証人」の姿を水彩画で描き続けてきた藤登弘郎さんの7冊目となる画集「平和を訴える物言わぬ証人-広島被爆80年」の贈呈を受けました。

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「被爆75年・あの日を忘れない」藤登弘朗水彩画展始まる: 新・ヒロシマの心を世界にで紹介しましたが、藤登さんとの最初の出会いは、2008年に広島で最初の「東京大空襲写真展」を開催するため、旧日銀広島支店使用申し込みため訪れた広島市役所でした。

その時以来、藤登さんから展覧会の案内をいただき、「水彩画集」を贈呈していただいてきました。

先日の中国新聞に新たな水彩画集の発刊の準備が進んでいることが報じられましたので、どんな画集が完成するかと楽しみにしていました。

藤登さんは、2010年7月に発刊された「被爆建物は今」以来、「物言わぬ証人」として「被爆樹木」「原爆死没者慰霊碑」「被爆地蔵」「旧広島陸軍被服支廠」「原爆資料館無言の証人」を描き続けてこられました。

残念ながら、なぜか第2集の「生きつづける被爆樹木」だけ私の手元にはありませんが、他の5冊は揃っています。

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7冊目となる「水彩画集『平和を訴える物言わぬ証人-広島被爆80年』」は、これまでの作品の集大成として、被爆80年を機にテーマごとにまとめた画集となっています。

例えば、最初に登場する「被爆建物」では、描いた水彩画だけでなく、世界遺産の原爆ドーム、国の重要文化財の旧広島陸軍被服支廠、国史跡に登録された6件の建物についての現在の写真、関係する新聞記事などの情報が付け加えられ、より豊富な内容となっています。

一人でこの作業を続けることは並大抵ではなかったと思います。

藤登さんの画集は、自費出版ですので市販はされていませんが、広島市内の図書館や学校に寄贈されますので、それぞれの場で手にして欲しいと思います。

藤登さんは、「発刊に当たり」の最後に次のように記述されています。

「悲劇を伝えてきた被爆者は今年、10万人を割り込むと予想されています。ただ、当時を想像し、学ぶ方法、ヒントはたくさん残っています。国内外の一人でも多くの方に広島に来ていただきたい。現存する遺構や被爆樹木などを巡り、広島に起きた出来事を感じ、想像し、学んでいただきたい。亡くなられた多くの方々の気持ちを胸に抱き、小さな力ですが描きためてきたこれらの絵から、何かを感じ取り、行動してもらえることを信じ、筆を置きます。」

後はもう何も語ることはありません。私もこれでパソコンを打つのをやめにします。

いのちとうとし

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