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2025年1月 9日 (木)

「核のない未来を!世界核被害者フォーラム」の記者会見に同席しました

「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」(HANWA)とニューヨークで反核運動を行っている「核のない世界のためのマンハッタン・プロジェクト」の2団体が主催し、被爆80周年の今年10月5日、6日の二日間広島で開催される「広島・長崎被爆80周年 核のない未来を!世界核被害者フォーラム」の概要を説明する記者会見が、7日の午後広島市政記者クラブで行われました。

今回の記者会見は、主催団体の一つである「核のない世界のためのマンハッタン・プロジェクト」の共同創始者井上まりさんが、昨年末から帰国されたこの機会に開催することになったものです。

当初は、井上さんとHANWAの共同代表の一人森滝春子さんが、出席し会見を行うことになっていたのですが、体調が悪くなった森滝さんからHANWAの世話人の一人である私(HANWAには、個人として参加)に代理で参加するよう要請があり、急きょ参加することになりました。

午後1時からの会見は、HANWAの藤元康之事務局長が概要を説明、その後井上さんから「世界核被害者フォーラム」への思いが発表されました。

私も「森滝先生が、被爆30周年の原水禁世界大会で『核と人類は共存できない』という原水禁運動の理念を最初に発表されてから今年で50年。今この時期に全ての核被害者の問題を広島から発信することは非常に意味がある」こと哉「核兵器禁止条約で触れられていないウラン採掘など多くの核被害者の実態を明らかにし、救済への道を開きたい」など「世界核被害者フォーラム」の意義について発言しました。

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左が井上まりさん

開催まで9ヶ月あまりあること時期での記者会見でしたが、予想を超えるマスコミの参加があり、関心の高さを伺うことができました。

記者会見で発表した主な概要は次の通りです。

開催目的:世界の核被害者がヒロシマに集い、過酷な実態を世界に訴え、早期救済を目指します。さらに、核兵器廃絶、核と人類は共存できないことを自らの体験を通して訴えます。

ウラン採掘に始まり、核兵器や核燃料製造、核実験、劣化ウラン兵器、原発といったあらゆる場面で今も核被害者が生まれています。

米国による広島、長崎への原爆投下から80年、世界で核戦争の危機が高まっている今、私たちは核被害者とともに、核戦争は絶対に起こさせないという市民世論をまき起こし、世界の指導者に戦争反対、核兵器廃絶を強く要求します。

参加予定の核被害者:広島・長崎、ウラン採掘・精錬、核実験、原発事故、原発被曝労働、核廃棄物処理、劣化ウラン兵器などの核被害者で、海外から10名、国内から20名程度を予定。この他にZOOMやビデオメッセージによる参加もあります。

10年前の2015年にも広島で開催された「世界核被害者フォーラム」は実行委員会方式で開催されましたが、今回は上記2団体の主催で開催されます。

原水禁国民会議には、主催団体の一つである「核のない世界のためのマンハッタン・プロジェクト」の井上さんから、昨年末呼びかけ団体としての協力要請がありました。井上まりさんには、谷事務局長や原水禁の代表が、NPT再検討会議や核兵器禁止条約締約国会議に参加した時、支援を受け、共同行動を行っていますので、呼びかけ団体になることを了解しています。呼びかけ団体としての協力要請は、日本被団協、原水協にも行われています。

今後も、「世界核被害者フォーラム」の準備状況については、このブログで紹介したいと思います。

いのちとうとし

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