今日の署名は、487筆
22日(日曜日)のちょうどお昼時間、平和公園の元安橋西詰を散歩していると高校生平和大使派遣委員会の小早川健さんとサポーターの中谷悦子さんの姿がありました。
「今日は署名活動ですか?高校生は?」と尋ねると「そうです。午前中の署名活動を終え、ちょうど昼休憩に入り弁当を買いに行っています。昼食をとって、午後も署名集めをすることにしています」との答えです。高校生の姿が見えませんでしたので、そのまま散歩を続け、帰宅後昼食を終えて再び、平和公園に行ってみました。家を出るのが午後2時ちょっと前になりましたが、それでもまだ署名活動が続いているかなと思いながら、自転車を走らせましたが、現地に着いた時は、ちょうど署名活動は終わり、集まった署名の集約中でした。
「今日の署名数は、487筆です。9月からの合計は、2227筆になりました。」
午前中は、時々小雨が舞う天気、午後もなかなか気温が上がらない条件の中ですが、みんなの頑張りで487筆も集まったようです。
「日本被団協のノーベル平和賞受賞が決まった後は、本当にたくさんの署名が集まりました」との参加者の声。
広島の高校生1万人署名活動の平和公園での署名集めは、毎月一回実施されているそうです。最初は、午前中のみの行動だったそうですが、参加する高校生から声が上がり、今は午後も実施しています。
今回の参加者は、今年の高校生平和大使の二入を含め15人。福山からも参加していました。
最後の参加者全員で記念写真を撮って、12月の1万人署名活動は終了しました。
たまたま駆付けた私に、小早川さんから声がかかり「みんなの行動は、私たち原水禁運動にとっての大きな励ましの力になっています。平和運動は、すぐに具体的成果を上げることはできません.私たちが続けている核実験抗議の座り込みもそうです。でも地道な活動が、少しずつかもわかりませんが、必広がっていきます。今日も487人の人が署名に協力してくれました。このうちの何人かは、帰ってからきっと誰かに『広島の平和公園で核兵器廃絶の署名をしたよ』と話す人がいるはずです。そのことでまた輪が広がります。『継続は力』です。一緒にがんばりましょう」とあいさつさせていただきました。
この高校生1万に署名活動の粘り強い行動に私たちも学ばなければと思いながら、散会しました。
今年も高校生平和大使のカレンダーが作られましたので、参加者の一人の持っていただき、写真を撮りました。
ノーベル平和賞授賞式現地オスロでの高校生平和大使の活躍ぶりが多くのマスコミで報道されましたが、その背景にこうした地道な行動の積み重ねがあることを忘れてはなりません。高校生一万人署名活動の合い言葉「微力だけど無力じゃない」を改めて実感させられました。
いのちとうとし
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