エイ?
散歩をしているといろいろと目に入ります。
昨年10月29日に「これ、壊れていますよね: 新・ヒロシマの心を世界に」で紹介したNHKビルの前にある時計、長い間針がない状態が続いていました。
最近といっても気づいたのは、10月1日のことですが、ふと見ると、真っ白になっていた中程の円に時計の針があるように見えます。
近づいて確認すると、やはり時計の針です。1年前「部品が見つからないので、すぐには修理できないです」といわれていたことを思い出します。やっと針が見つかって修復され、今まで通り「時」を知れせるようになったのです。
散歩の途中では、意外なものを目にすることも時々あります。
最近の意外なものは、魚のエイを目にしたことです。
わが家から幾つかの散歩コースがあるのですが、その一つにマンションの玄関を出てすぐ前の通りを西方向(アステールプラザ方面)に歩くコースがあります。
250メートルほど西に進むと元安川に架かる万代橋を渡ります。橋を渡る時、「今日は水位が異常に高いな」「干潮時間だから干上がっているな」などと話しながら、よく川面を覗き込みます。特に水位が低い時には、川を泳ぐ魚が、はっきり見えます。魚の名前はそんなによく知らないのですが、ボラやチヌ(と勝手に思っているのですが)などが,時には群れているのが目につきます。
数日前のことです。散歩で万代橋を渡る時、川面を覗くと干潮時でしたので、底までよく見えます。魚はいないかと、川面をよく見ると今まで目にしたことのない魚影がゆっくりと泳いでいるのが目に入りました。
川底の土の色と同じような色をしていますので、よく見ないと魚だということがわかりませんが、じっと見ていると動きますので、間違いなく魚です。エイのようです。
しばらく見ているとチヌのような魚が近づいていきました。川底にへばりついたエイが、カモフラージュするかのように川底の泥を跳ね上げ,エイの姿が見えにくくなりました。
チヌは、しばらくエイの周りを泳いでいましたが、ケンカをする様子はありません。そのうちチヌと思われる魚は別の場所に悠々と泳いで移動しました。なぜチヌはエイのそばに寄っていったのか、ちょっと不思議な眺めでした。
万代橋は、京橋川と合流する河口から2.4kmしかありませんので、エイもこのあたりまでやって来るのでしょうか。
今までに見たことのない川の様子でした。
こんなことを目にするのも散歩の楽しみです。
いのちとうとし
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