府中地区:12月の「19日行動」リレートークとスタンディング
安保法制に反対する府中市民の会は、今月も19日午後3時から上下Aコープ前8人、4時30分から府中天満屋店前9人で、リレートークとスタンディングを30分間行いました。
上下の行動
手作りの新しいプラカード「ガザを救え、沖縄の基地化を許すな!」と「ミサイルより能登復興に国の金を使え!」をもってスタンディングされていました。
Aさん 今ガザは大変寒いです。多くの人が食料や衣料、薬を求めています。その食料や薬を提供する団体をイスラエルは攻撃の対象にしています。国連でネタニヤフ首相を戦争犯罪人と決めると、アメリカは決めたその外交官たちにアメリカでの食料など一切提供をしないと脅迫しています。国際世論でイスラエルのジェノサイドをやめさせ、アメリカのおどかしこそ国連の否定だと言わねばなりません。
Bさん 今の政治や生活から戦争法と言われている安保法制がわかると言われています。たとえば、今年1月1日に起きた能登半島地震、227人の方が亡くなられました。その後の災害関連死者数は235人と直接死者数227人を上回り、東日本大震災以降最大の462人の死者数となっています。
さらに中学3年生の女の子が家に一人でいて川の氾濫で家ごと流されて亡くなったことを記憶されている方も多いことでしょう。9月の集中豪雨では15人の方が亡くなられています。これこそ自公政権の無策の犠牲者であり人災です
能登の現状をテレビや新聞が報道していますが、地震で2200箇所が崩れ、さらに集中豪雨で1900箇所が崩れたそうです。ところが家の中の土砂撤去などは深刻な人手不足で進まず、ボランティアを募集するが、全くめどが立たないと言われています。これから雪が降り道路が通えなくなると買い物にも病院にも行けないと訴えていました。この能登の人の声を聞いて日本には政府はないのかと怒りが湧いてきます。なぜ復興をボランティア任せにするのでしょうか。
府中の行動
こういうときこそ自衛隊が出動して土砂撤去や道路の整備を行うべきです。地震や自然災害の多いこの国で災害対策は政府の最優先の任務です。ところが自公政権は被害地の現状をかえりみず、アメリカの言いなりに軍拡を最優先にしています。沖縄・石垣島など南西諸島だけでなく、鹿児島、大分、京都などでも基地や弾薬庫新増設、さらに港湾や空港を軍港化しています。
いま政府がやらなくてはならないことは、ボランティア任せにすることではなく、自衛隊を動員して能登の土砂を取り除き、冬でも道路が通行できるようにすることです。軍備を拡大するということは、国民の生活を切り捨てることです。安保法制に反対していきましょう。
今年最後の19日行動は市議会議員の人が全員協議会とかで参加できず、ここぞとばかりにみなさん発言していました。
小川敏男
【編集者】安保法制に反対する府中市民の会の皆さん、一年間毎月定例で「19日行動」を続けられたことに敬意を表します。新しい横断幕が登場し、工夫されていることが伝わってきました。そして、小川さん、一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
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