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2024年12月22日 (日)

12・21島根原発2号機再稼働反対集会

21日(土)午後2時半から松江市のくにびきメッセで、「12・21島根原発2号機再稼働反対集会」が開催され、広島からも県原水禁や市民団体などから多数が参加しました。

広島県原水禁事務局から午前10時に出発したのは、6名。冬らしい雨模様の松江に昼過ぎに到着。先ずは昼食、やはり出雲そばです。行きつけの「ふなつ」へ直行し、割後そばに出雲独特の釜揚げそばなどを堪能し、会場へ移動しました。

午後2時半、地元の芦原康江さんの司会で集会はスタートしました。最初に実行委員会を代表して「フォーラム平和・人権・環境しまね」の内田智己代表があいさつ。

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つづいて、ゲストスピーカー3人のスピーチ。

トップは、広島県原爆被害者団体協議会熊田哲治事務局長。熊田さんは,日本被団協のノーベル平和賞受賞に触れながら、田中代表委員のあいさつにあった「国家補償」の問題を紹介し、放射線被害は長くつづくが、特に内部被曝問題は置き去りにされたままであり、原発事故が起きれば内部被曝問題を引き起こすのであり、再稼働は許されないと連帯を表明しました。

次は、志賀原発を廃炉に「訴訟」原告団の北野進団長からのビデオメッセージ。北野さんは、この中で「1月の能登半島地震は、もし原発事故が起きたら、どんな事態になるかを教えている。原発の再稼働は絶対認めることはできない」とあいさつ。

次に上関原発を建てさせない山口県民連絡会の大久保雅子さんが、上関原発建設、そして中間貯蔵施設建設に反対する運動の現地の活動を紹介しました。

島根・鳥取からのスピーチでは3人が壇上に立ちました。

原発ゼロをめざす島根の会共同代表の石田忍さん、福島原発事故避難者(雲南市)の坂本美緒さん、島根原発2号機運転差し止め仮処分申立人の土光均さんが、それぞれの立場で「島根原発2号機再稼働反対」のためにこれまで取り組んできた活動を紹介しながら、「絶対に再稼働は認めることはできない。今後も運転停止を求めて,がんばる」と決意の表明がありました。

最後に「能登半島で起きた地震のメカニズムすら、中国電力は説明することもせず、自ら行った活断層の連続評価は信頼を失っています。また、大規模地震と原発事故が重なれば、多くの住民は、屋内退避もできず、避難も困難になることは明らかです。このことは多くの住民により一層の被曝を強いてしまうことになります。」「中国電力も再稼働を許した自治体も,このような問題に目を瞑り、再稼働に突き進んできました。住民の犠牲すらいとわないような安全軽視の再稼働強行は、断じて許すわけにはいきません。災害対応すら困難が付きまとうことの不安を抱きながら,とりあえず動かすことに同意した行政に対しても、あまりにも無責任だと強く抗議したいと思います。」「中国電力には、住民に被曝を強い、暮らしを根こそぎ奪う権利などありません。私たちは島根原発2号機再稼働に断固として抗議し、島根原発2号機の廃炉を求めます。」と集会アピールを全員の拍手で確認し集会は終了しました。

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当初屋内集会終了後、屋外でのスタンディングが予定されていましたが、雨風が強いため、場所を会場内に変更し、シュプレヒコールを繰り返した後、プラスターを掲げて「原発はいらない」の声を上げ、再稼働反対集会を終了しました。

いのちとうとし

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