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2024年11月13日 (水)

50周年を迎えた金剛山歌劇団公演

金剛山歌劇団広島公演実行委員会が主催する「金剛山歌劇団公演」が、昨日午後6時半からアステールプラザで開催されました。今年は、50周年記念となる公演会でした。

今年も「広島朝鮮小中高等学校チャリティコンサート」として開催されましたので、日朝友好広島県民の会も支援の活動を取り組みました。

今年も金剛山歌劇団の公演に先立って、朝鮮学園の中高級生徒の民族楽器の演奏,小学5年生の子どもたちの演舞が、行なわれました。この二組は、今年の夏に行なわれた朝鮮学校のコンテストでそれぞれ金賞を得たそうです。特に小学校の子どもたちの踊りには、手拍子も入り盛り上がりました。いつものことですが、私も感動を覚えます。

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「時をこえ 時代をこえ 異国の地で守る大切なことがある

 だからこの道 かわらぬ思いで 歩き続ける100年へと」

民族のアイディンティテーを大切に歩んできた50年をさらに100年へと引き継ごうとの思いが込められた公演会です。

その思いは、オープニングでは、この50年を振り返る映像が流れる中での金剛山歌劇団のルーツである歌劇<金剛山の歌>の名曲を抜粋し創作した作品でした。

演目を紹介します。

女性重唱<リンゴの木を植えました>、舞踊<山河を舞う>、男声独唱<母よ>、舞踊<あの空の向こうへ>。ここで一部が終了しました。

第二部の演目です。舞踊<月灯りの下で>、チャンセナブ独奏<われら幸せを歌う>はいつも楽しみに聴く演奏です。歌謡メドレー混声重唱<ウリハッキョ、ウリ未来>,混声重唱<海に伝える想い>、舞踊<朝鮮相撲>は一人が手と足を使って二人の相撲の様子を演じます。舞踊<チャンゴの舞>、民謡メドレー男性独唱<ニルリリ打令>と混声重唱<黄金山打令>と続きました。

そして最後はいつものように民族舞踊<農楽舞2024>が、舞台一杯で演じられました。今年は、<2024>と銘打たれているからでしょうか、まったく新しい振り付けでの踊りでした。会場も一体となって手拍子が鳴り、最後には大きな拍手が巻き起こり、公演会が幕となりました。撮影禁止ですので、舞台の様子を映像でお見せできないのが残念です。

今年で50周年を迎えた「金剛山歌劇団公演」を私が最初にみたのは、はっきりとは覚えていませんが、40年以上前になるような気がします。当時の会場は、白島北町にある郵便貯金会館(現在の「上野学園ホール」)でした。郵便貯金会館は、1972年に完成していますが、当時1800席を超え,広島市内では最大の席数を誇るホールでした。

私がみたのは、昼の部でしたが、当時は昼と夜の一日2回の公演だったことを覚えています。

こんなことを思い起こしながら、今年の公演会への日朝友好県民の会を代表してのメッセージを次のように書きました。

「金剛山歌劇団50年の歩みは、民族の伝統文化を大切にし、そして新しい未来を築く文化を創造し、多くの在日同胞に朝鮮民族の歴史と伝統の素晴らしさを伝えつづける50年だったと思います。

どれだけ多くの在日同胞の皆さんが、この公演に励まされ、民族の誇りを取り戻されただろうかと想像します。

私も、金剛山歌劇団の公演を参観するたびに、会場と一体となって進む様子に感動を覚えてきました。」・・・「この公演を観ることによって一人でも多くの日本人が、素晴らしい朝鮮の文化に触れることを通じてさらに日朝友好の輪を広げることができればと願っています。」

今年の公演をみながら、この思いをさらに強くしました。

いのちとうとし

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