9月の「3の日行動」
戦争させない・9条壊すな! ヒロシマ総がかり行動実行委員会は、3日の午後5時半から洋服の青山前で9月の「3の日行動」を行ないました。
岸田首相の代表選立候補断念の記者会見を受けスタートした自民党総裁選挙が、立候補予定者による「憲法9条改悪」の大合唱の中での街宣となりました。
いつものように世話人代表の一人川后和幸さんの冒頭発言でスタートしました。
最初のアピール者は、山田延廣弁護士。山田さんは「防衛費増大で生活が破壊される。何よりも憲法第9条が改憲の危機にある」ことを訴えました。
二人目は、夫婦別姓問題を取り組む恩地いずみさん。恩地さんは、「夫婦別姓を認めないのは憲法違反」と提訴した原告の一人です。今回の訴えは、「自民党の多くの議員が、夫婦別姓の必要性を認めながら、旧統一協会や日本会議などの保守勢力に押さえ込まれ、夫婦別姓問題が前進しない。私たちが求めているのは、選択的夫婦別姓制度であることが、理解されていないのでは。夫婦別姓にすると家庭が崩壊するというが、夫婦別姓制度を認める国でそんなことが起きているのか」と夫婦別姓制度に反対する勢力の主張がいかに欺瞞なものであるかを指摘しました。
三人目は、河井疑惑ただす会 山根岩男さん。山根さんは、河井問題が発覚していこうずっとこの問題にこだわり活動を続けています。「岸田さんは、河井問題のお金の流れの解明が必要だといっていながら、首相になった途端、この主張を撤回し、ほおかむり。総裁選挙で、表紙を変えて裏金問題をうやむやにすることは絶対に許せない」と訴えました。
四人目は、イスラエルのガザ侵攻に抗議して毎日原爆ドーム前で、犠牲者の追悼と抗議のスタンディングを続ける広島パレスチナともしび連帯共同体からのアピール。名前をメモすることが出来ずアピール者の名前を紹介できません。「私たちが常に関心持つこと、そして声を上げ続けることが大切。傍観者になってはいけない」と呼びかけました。
最後に私もマイクを握り、異常な状態での自民党総裁選挙について訴えました。
「総裁選挙が始まる前から連日のように〇○立候補予定者は。立候補表明していない議員まで紹介するマスコミ報道の異常さ。岸田首相は『責任をとって総裁選立候補しない』といったが、その責任の原因となった旧安倍派の裏金議員の説明責任に言及する立候補予定者が全くいない。なぜ?。やめるといった岸田首相が、『憲法9条の改憲を引き継げ』という。岸田首相は、自分の都合のよいときには、広島一区選出を強調するが、そうであるなら広島市民が願っている『広島の悲惨な体験から生まれて平和憲法を守ること』にこそ全力を挙げるべきだ。安倍政権による憲法違反の戦争法成立以降、この国は戦争への道を突き進もうとしている。そんな道を許すのか、市民一人一人が私たちと一緒に声を上げて欲しい」と呼びかけ、9月の『3の日行動』は終了しました。
参加者は、30人でした。
いのちとうとし
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