今日からスタートです。伊藤孝司写真展「在朝被爆者と平壌の人びと」
先日予告をした「伊藤孝司写真展『在朝被爆者と平壌の人びと』広島展」が、いよいよ今日から7日までの日程で旧日銀広島支店を会場にスタートします。
昨日午前10時から、三重から来広された伊藤孝司さんの指導を受けながら、同写真展実行委員会のメンバーなど9人によって、無事会場設営が行なわれました。
写真が会場に届いたのは、12時少し前でした。昼食をとり梱包を解き展示の作業に取りかかったのが、12時半でした。伊藤さんが、事前に配置場所を決めて図面化されていたことと、午前中にパネルの位置決めなどの作業を終えていましたので、108枚という写真でしたが、取り付けメンバーの手際よい作業で、意外に早い午後3時半過ぎには、全ての展示が完了しました。
朝鮮民主主義人民共和国(以下「共和国」)でお会いしたことのある懐かしい被爆者の写真があります。その写真を見ると「今もお元気だろうか」「まだ何も出来ていない」という自責の念に駆られます。
「写真記録原爆棄民」(1987年刊)に納められた朝鮮半島出身の被爆者の写真にも目を奪われます。
1992年の初訪朝以来、約10回訪朝していますが、私が目にすることの出来なかったピョンヤンの街の様子、人びとの姿が,活き活きと写されています。
共和国を何度も訪れた伊藤孝司さんならでは写真だと思います。
設営の準備に携わり、改めてこの写真展に、一人でも多くの人たち、とりわけ広島市民の皆さんに見に来て欲しいと思いました。
毎日午前10時から午後5時まで入場が可能で、午後1時と午後3時には、伊藤さんによる写真解説が行なわれます。伊藤さんによれば、「以前の写真展では1時間以上かけて解説をした」とのことですので、思い入れのある広島で写真展ですので、どんな解説になるか楽しみです。
共和国の今の姿を、そして置き去りにされている在朝被爆者ヘの思いをこの写真展を通じて共有できればと思います。
私も午前8時からの平和の火リレー出発式に参加した後、会場に向かうつもりです。
いろいろな形で多くの人にこの写真展のことを知らせていただいていますので、多くの人の来場が期待されます。
どうか会場に足を運んでください。
いのちとうとし
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