府中地区 7月の「19日行動」
7月の安保法制反対する府中市民の会の行動は、いつものように午後3時30分から上下Aコープ前、参加者10人、午後5時から府中天満屋店前、参加者8人でした。
リレートークでは、東京都知事選挙の結果や無党派層をどう取り込むか、共通して今が民主主義の危機、黙っていてはいけないと言われていました。
Aさん 東京都知事選は現職の小池百合子が3回目の当選をしました。しかし知事を直接支える人事秘書課や総務課の職員が30人もやめています。都知事にはついていけないという理由です。上意下達では職員はついてきません。神宮球場の周りの木の伐採でも都は指導や助言ができるのに、「企業がやっているのだから都の問題はありません」では通用しません。王様になるのではなく職員と一緒になって行政は進められるべきです。当選しましたが兵庫県知事のようになるのではないでしょうか。
Cさん 東京都知事選では若者は建前ではついてこないと言われています。しかし、自民党がこうやりますと建前を言って裏金問題にみられるように私腹を肥やしているのですから若者は建前ではついてきません。それがあたかも野党も同じということではありません。防衛省は昨年度予算を1,300億円も使いきれませんでした。食べきれないぐらいご飯を盛っているからです。昨年度の自衛隊員の応募が半数しかない。そりゃそうです戦争するという自衛隊に誰が就職するでしょう。自衛隊の中は特定秘密漏えい/不正受給/パワハラで大量処分。しかし下が処分されただけです。防衛大臣は自ら1か月分の給料を寄付しただけ、防衛省幹部は1か月賃金が半分になっただけ、これは処分ではありません。大臣も幹部もはっきり更迭する処分をして退職金も出さないようにすべきです。なんでも下に責任を取らせて幹部は他人事。防衛省という組織が腐っていると言うことです。やはり、いま民主主義は大変なことになっています。みなさん自民党や防衛省の幹部がどんなことをしているのかしっかり見て抗議しましょう。声をあげましょう。
Bさん 8月6日は広島の原爆慰霊の日です。だから7月の今日発言させてください。先の戦争のことが忘れられようとしています。3回目になりますがお話します。78年前に上下駅であったことです。全国の地方都市が空襲にあっていたとき広島市だけが空襲がありませんでした。そこで軍部は広島市が実験場になるのでは、必ず広島市に空襲があるだろうと建物疎開を行う部隊を県内につくらせました。こちらでは本部を上下に置き、甲奴と神石の名前をとって甲神(こうじん)部隊が300名で結成されました。自分の祖父も部隊に徴兵されました。年は42歳で、「40を過ぎているから徴兵はないだろう」と思っていたそうです。8月3日に300名が上下駅を出発してその日に広島市に入り、4日、5日と作業して、8月6日をむかえたわけです。祖父は大やけどの状況で三次の陸軍病院へ入り17日になくなりました。他の300名の方も上下駅へ帰ることはなくほとんどなくなられました。平和憲法はこうした戦争の反省から、二度と戦争をしないという国民の決意です。戦争するための法律、安保法制は許せません。みなさん黙っていてはいけえません。選挙の時だけの投票ではいけません。声をあげよう。私たちの行動に参加しましょう。
小川敏男
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