NTT西日本中国吹奏楽クラブ「七夕コンサート」に行きました。
7月14日に広島文化学園HGBホールで開催されたNTT西日本中国吹奏楽クラブ定期演奏会「七夕コンサート」に行ってきました。この演奏会は、2月に開催された「バレンタインコンサート」とともに年2回開催される定期演奏会で、今回で74回になる伝統ある演奏会です。
今回の「七夕コンサート」は、あいにくの雨模様で足下の悪い中での開催でしたが、私が座った1階席はほぼ満席という盛況ぶりでした。終演後、ロビーに出ると2階席から降りてくる人の列が続いていましたので、多くの観客が楽しんだと思われます。
以前には、整理券が必要な時期もあったようですが、今は券がなくても自由に入場が可能になっていますので、私と同じように誰でも入場しやすくなったと思われます。
演奏会は、1部2部の構成です。
1部のプログラムは、2曲演奏されました。指揮は、同クラブの音楽監督・常任指揮者の金田康孝さんでした。
最初は、八木澤教司作曲「マヤの紋章 第1部偉大なる王と生け贄の儀式」で、この曲は「モアイ」「マチュピチュ」「ナスカ」「カッパドキア」など世界遺産&古代遺跡シリーズの最終曲として作られて曲です。
次は、A.ハチャトゥリアン作曲「バレエ音楽『ガイーヌより』」序章、友情の踊り、アイシェの孤独、剣の舞、収穫祭です。この曲は、オーケストラで何度か聴いたことのある曲です。特に勇壮な「剣の舞」は強い印象が残っている曲です。吹奏楽でもさらに勇壮さが際だったように感じました。
25分の休憩ののち、第2部がスタートしました。指揮者は変わり、松井利明さんです。
J.ヴァン・デル・ロースト作曲「アルセナール」で始まり、次のE.モリコーネ作曲「モリコーネパラダイス」は、村上織恵さんのフルート・ソロ、続く「ラテン・フェスタ」は、波山美春さんのサクソフォン・ソロの演奏です。曲の途中で、それぞれのパートの一人がソロ演奏をすることは前回の演奏会で経験済でしたが、一曲全部通じてのソロ演奏は、初めて聴きました。その後、「東京スカパラダイスオーケストラ・メドレー」「ミュージカル『キャッツ』メドレー』とつづき、1部とは趣を異にした軽快な演奏が続き、あっという間の楽しい約2時間のコンサートは終了しました。
今回の演奏会で初めて気づいたのですが、吹奏楽では、オーケストラにはない形式として多くのパーカッションが活躍するということです。7人のパーカッション奏者が、次々と楽器を代え、場所を移動して演奏する様子は、ちょっと感動です。
これも楽しい気づきでした。
次回75回定期演奏会は、例年2月9日に「バレンタインコンサート」の開催が予定されています。
いのちとうとし
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