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2024年5月 7日 (火)

2024年行くべきまち-52カ所第3位の山口市

今年初めにアメリカの大手新聞ニューヨークタイムズが発表した「2024年行くべきまち」52カ所3番目に取上げられた山口市、帰省ついでに少し街を廻ってみました。

5月4日の午後4時過ぎに山口に着きましたので、街めぐりは翌日にし、この日は、前日の5月3日に2年ぶりに運転を再開したSL山口号の写真を撮りに出かけました。

といっても撮り鉄の趣味があるわけではありませんので、思いついた場所は山口駅近くの陸橋の上です。

事前に調べた時刻表では、津和野からの折り返し運転で山口駅を出発するのは午後5時40分。少し前に陸橋で待ち受けます。同じようなカメラを構える人が、10数人います。

「ボー」という汽笛が聞こえてきます。山口駅を出発したようです。すぐに黒い煙を吐きながら進むSL山口号の先頭が目に入ります。

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駅を出てすぐですので、あまり速くない速度で近づきます。スマホのシャッターを押しました。

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バッチリと写っていました。

翌日は、墓参りを終えて、何カ所か市内観光をしました。

最初に訪れたのは、室町時代に山口を支配していた大内氏の館跡に立つ龍福寺の参道です。

新緑のもみじが参道を覆っています。新芽から赤い葉を付ける赤もみじも目に入ります。

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次は、ニューヨークタイムズに「西の京都」と紹介された「西の京」を代表する「国宝瑠璃光寺の五重塔」です。

現在瑠璃光寺の五重塔は、2023年2月からはじまった約70年ぶりの檜皮葺屋根の全面葺き替え工事中のため、工事用シートで覆われているため、本体を見ることができません。

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それでも訪れる人に瑠璃光寺の五重塔を印象づけてもらいたいのでしょうか、五重塔を白くデザインしたシートで覆われています。曇り空でしたが、前の池にシートが映る様子をカメラに収めることが出来ました。

近づくと、内部の工事の様子がモニター画面(写真左下)に映し出されていました。

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修復工事は、2026年3月まで実施されるようです。早く美しい姿をみたいものです。

瑠璃光寺を後にして、山口県庁に向かい,旧山口県庁舎と旧議会棟を訪れました。

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旧山口県庁

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旧議会棟

二つの建物は、1913年(大正2)に起工し、1916年(大正5年)に完成し、西洋の近代的な建築様式と伝統的な和様式が融合した大正建築の粋を集めた貴重な建築物として、現在の新館が完成した年の1984年(昭和59年)1228日に国の重要文化財に指定されています。

ここも何度か訪れたことがあります。いつも年末の休日中でしたので、中を見学したことがありませんでしたが、今年4月から祝日も開館することになったため、今回初めて内部を見学しました。現在は、県政資料館として活用されています。内部の一部を紹介します。

知事室です。天井などにもこだわった様子を見ることができます。

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当時の議会です。当時使われていた資料が展示されています。

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その一つ、議員の座席を決めるくじです。当選回するに関係なく議席の位置を決めていた時期があったようです。

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山口県庁が建つこの場所は、1863年(文久3年)藩主毛利敬親が、幕末の有事に備え、萩から山口に移し、翌年に山口御屋形(山口城)を竣工させたのが,山に囲まれた天然の要塞であったこの場所です。砲台や土塁、水濠を備えた近代的な西洋式城郭だったようですが、現存するのは正門であった藩庁門、堀、土塁です。

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約2時間あまりの市内見学でしたが、静かな良い街だと言うことを改めて実感しました。

いのちとうとし

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