「世界のヒバクシャ」写真展
今日午前10時から旧日銀広島支店で、「広島、長崎だけじゃない 世界のヒバクシャ」写真展が開催されます。
この写真展の主催者「NPO法人世界ヒバクシャ展」は、広島・長崎の被爆者の写真を40年以上にわたって撮り続けてきた写真家森下一徹さんが,2002年に5人のフォトジャーナリストともに設立した法人で、森下一徹さんが2021年に亡くなった後、その思いを引き継ぎ、代表となった娘の森下美歩さんが中心となって活動する団体です。
「世界のヒバクシャ」写真展は、2002年の法人発足以来国内外70カ所以上で開催されたようですが、今回初めて被爆地広島で開催されることになりました。
チラシには「世界のヒバクシャの思いを 広島から世界に」のタイトルで次のように書かれています。
「広島、長崎の被爆者を半世紀近くにわたって撮り続けた、写真家・森下一徹は『原爆が落とされた下にいたのは人間だぞ』ということを伝えたくて、被爆者の最高の姿を撮ろうとしてきました。そして、仲間のフォトジャーナリストに声をかけ、6人で写真を出し合いました。写真には、世界中にヒバクシャの思いがあふれています。
私たちは、広島、長崎、そして福島を経験した日本人として,世界のヒバクシャの思いを、日本中、そして世界中に伝えていきたいと思います。ぜひ世界のヒバクシャに会いに来て下さい。」
森下一徹さん以外のフォトジャーナリストは、次の人たちです。
伊藤孝司さん、桐生広人さん、豊崎博光さん、本橋成一さん、森住卓さん。
それぞれ多くの写真作品がありますが、「世界のヒバクシャ」写真展では、各人30点合計120点の作品が展示され、原爆だけでなく、核実験、原発事故、ウラン鉱山、劣化ウラン弾などによるヒバクシャが紹介されます。
会期は、5月8日までです。ゴールデンウィーク、そしてフラワーフェステバルの期間と重なりますが、10日間以上の開催ですので、ぜひ一度会場に行ってみてください。
私は、原水禁国民会議の総会の参加するため、今日明日と上京しますので、28日に行こうと思っていますので、写真展の様子は改めて、紹介します。
いのちとうとし
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