「被爆二世の援護を求める集団訴訟」広島高裁第2回口頭弁論と福岡高裁判決
今日は、昨日開廷される予定であった「被爆二世の援護を求める集団訴訟」広島高裁第2回口頭弁論の様子を紹介する予定でしたが、午前7時半頃新岩国駅で発生した人身事故のため山陽新幹線が、午前10時半頃まで運転見合わせとなり、公判に参加する予定だった弁護士が、足止めとなったため急きょ期日が取り消しとなりました。次回の公判期日は、改めて協議されることになるようです。
私も何度も裁判傍聴を行なってきましたが、当日になって取り消しとなったのは初めての体験です。
昨日の口頭弁論では、弁護団から「原判決批判の準備署名」「遺伝的影響を医学的の証明するための振津かつみ証人の申請」が準備されていましたが、国側は、3月6日に2月29日に出された福岡高裁の判決文を上申書として提出していましたので、広島高裁の判断が重要になっていました。また国側の上申書提出によって「広島高裁の審理も今日で結審するのではないか」とも言われていましたので、昨日の口頭弁論の取り消しには、ちょっとびっくりです。
昨日の公判終了後の報告会では、在間弁護団長から「被爆二世集団訴訟の現在」と題してこれまでの経過や2月29日の被爆二世の訴えを退けた福岡高裁判決に対する解説が行なわれることになっていましたが、これも次回に先送りとなりましたので、今日は紹介できません。
また、福岡高裁判決に対し、控訴人(被爆二世)・弁護団の「声明」は、まだ出されていませんが、「不当判決」として「上告」することを決めていますので、その上告理由書が発表された時点で、紹介したいと思います。
いのちとうとし
[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« 2024年3月のブルーベリー農園その1 | トップページ | 「3・11」から13年です »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2025年2月のブルーベリー農園その1(2025.02.08)
- 書籍「被爆者阿部静子は語る」(2025.02.07)
- ヒロシマとベトナム(その66-2)(2025.02.06)
- ヒロシマとベトナム(その66-1)(2025.02.05)
「憲法」カテゴリの記事
- 2月「3の日行動」(2025.02.04)
- 安保法制に反対する府中市民の会の1月の「19日行動」(2025.01.22)
- 三原地区の1月の「19日行動」(2025.01.16)
- 2025新春討論会(2025.01.13)
- 新著「『原爆裁判』を現代に活かす」を拝受(2024.12.28)
「被爆者」カテゴリの記事
- 書籍「被爆者阿部静子は語る」(2025.02.07)
- 2月1日に開催された二つの講演会(2025.02.03)
- 被爆二世をめぐる課題に向き合い、国として補償せよ!(2025.02.01)
- 原水爆禁止広島県協議会第94回総会(2025.01.30)
- ノーベル平和賞授賞式報告会と府中のネバダデー座り込み(2025.01.29)
コメント