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2024年3月17日 (日)

青空古本市―第1回広島護国神社古本まつり

私が知っている屋外で行なわれる古本市は、東京の新橋駅前や早稲田大学そばの穴八幡宮など,広島以外で開催されているものばかりです。

今月15日から3日間、広島では初めてと思われる青空古本市が、広島城跡にある護国神社の境内で「第1回広島護国神社古本まつり」の名称で開催されています。今日が最終日です。

「古本市」の開催、気になりますので初日の15日,開始時間の午前10時に行ってきました。

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会場に着くと、5張りのテントが目に入ります。参加店舗は、5店舗でテントが割り当てられているようです。たくさんの人とは言えませんが、古本市目当ての人だけでなく、護国神社参拝後に覗く人の姿もありました。

ゆっくりと見て回ったのですが、なかなか気になる本が見つかりません。それでもせっかくきたのだからと500円の値札が付けられた「いのちのあるかぎりー原爆と未解放部落」を購入しました。

青空での古本市の一番の心配は天気ですが、幸いといってよいと思いますが、初日二日は、好天気に恵まれました。ただ、今日は?

一時期古本市の開催が減少していましたが、最近は広島でも開催回数が増えています。今月末の29日から4月7日までの期間で「第一回ひろしまブックフェス」が、ひろしまゲートパーク(旧市民球場跡)の大屋根広場で開催されます。こちらは、「新刊書店、古書店、出版社、取次など、普段はそれぞれ違う場所で本と関わる私たちが、一年に一度集まり、本との出合いを求める方々と楽しい時間を共有したい」(主催者ホームページ)との目的で開催されますので、古本だけというわけではありませんが、こちらも楽しみな企画です。

ところで、1時間足らず古本まつりをめぐった後、広島城大手門を通って帰宅する途中で、不思議な光景に出合いました。

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大手門を出てすぐ南にある地下道の入り口付近で若い人たちが、何か作業をしています。「何をされているんですか」と尋ねると「地下道が暗いという声があるので、少しでも明るい雰囲気にしようと地下道の側面に色つきのシールを貼って、モザイク絵をつくっています」との返事。

広島市の委託を受けて、広島市立大学でデザインをまなぶ生徒たちが、自分たちでデザインしたモザイク絵に基づいて、カッティングをしたビニールシールを一枚一枚タイルに貼り付ける作業をしていたのです。デザインは、広島の川と鯉がテーマとなっているようで、私が通りかかったときは、作業がはじまったばかりのところでした。

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この地下道は、ひろしま美術館側から入り、城南通りを通り抜けた後左右に上り道があり地上に出るのです構造になっています。モザイク絵の中に描かれる鯉は、左側サッカースタジアム方面(西方向)は紫色を使い、右側東方面は赤色で描くことになっているそうです。

作業を見ていると、タイルに一枚貼るごとにフェルト状の木槌は剥がれないように丁寧に打ち付けながら進めるため、完成させるまでには1週間ぐらいかかるという話しでした。

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翌日(16日)の昼過ぎに弁護士会館に行くためここを通ったときには、作業はずいぶんと進んでおあり、西側の上り坂北側壁面には、きれいに川と鯉が描かれていました。

この部分だけでもずいぶんと雰囲気が変った気がしますので、全体の完成が楽しみです。

いのちとうとし

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