3ヶ月ぶりの「3の日行動」
戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会は、今年最初となる「3の日行動」を4日午後5時半から1時間、本通電停前で実施しました。
マイクの握った人たちを敬称略で紹介します。
冒頭発言・・・川后和幸
パールハーバーと平和公園の姉妹協定は撤回を・・・平和公園ガイド 温品美和子
松井市長の「教育勅語」研修は憲法違反・・・弁護士 依田有樹恵
自民党の裏金問題・・・弁護士 山田延廣さん
河井大買収事件は終わっていない・・・山根岩男
国会情勢など・・・金子哲夫
広島市はガザの即時停戦を求めよ・・・広島市立大教授 湯浅正恵
それぞれのテーマを見て欲しいと思います。当然のことですが、「政治と金」をテーマにした訴えが3つあります。私も「国会情勢など」と言うことでマイクを握りましたが、前の二人が「政治と金」の問題での訴えでしたので、少し違う角度からと思い次のようなことを訴えました。一つは、岸田首相の「政治と金の問題」への向き合いかたです。「河井疑惑に関わる資金の流れの究明が必要と言いながら、総理になった途端、この問題には全く触れなくなった」問題です。二つは、「安倍派の裏金」問題で、国会が本来審議すべき予算の問題点(軍事費の増大など)が置き去りになってしまった責任は自民党にあるということを訴えました。三つは、来年度予算は「能登半島沖地震対策」と言うことで、異常な土曜日審議と言うことで強行採決されましたが、「断水対策、仮説住宅などの現状を見ると本当に地震による被害対策が行なわれているのか」という問題を指摘しました。
昨日のアピールで特徴的だったのは、6人のうち半分の3人が、松井広島市政に関わる問題を取上げたことです。温品さんは、現地パールハーバーの公園を訪れて感じたことから、「自由に訪れることのできない公園であり、この姉妹協定がアメリカ主導で進められ他」と、多くの問題点をしてきました。依田弁護士の話しは、このブログでも紹介した「広島弁護士会長声明」の内容を紹介しながら、「憲法尊重擁護義務のある広島市長が、憲法違反の教育勅語は絶対に使ってはならない」と厳しく指摘しました。特に最後の訴えをした湯浅さんは、その中でも「広島市が、『核問題』を『核実験』に矮小化している」ことを指摘するとともに「ガザ問題を国政に関わる問題だから」と逃げていくことを紹介し、広島市の平和、核問題に向き合う姿勢が、変質していると厳しく指摘しました。この問題は重要ですので、いずれこのブログでも考えていきたいと思います。
いずれのテーマを見ても松井市政が、外務省が進める日本の外交を補完する広島に変質していることを示していることを指摘する内容でした。
昨日の参加者は、30人でした。
いのちとうとし
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