2024年元日の平和公園
元日に平和公園を訪れるのは、ここ数年恒例になっていますが、今年は、昨年より少し早く午前9時前に平和公園を訪れました。
最初に原爆慰霊碑に参拝します。
慰霊碑の前には、花が飾られています。今年はいつもより早かったからでしょうか、慰霊碑前で献花用の菊の花を手渡していただきました。NPO法人HPS国際ボランテァのメンバーが、「一人一輪千人献花」運動として毎年1000本の菊の花を参拝する人に配布しているそうです。NPO法人HPS国際ボランテァは、2005年に設立された組織ですが、代表者である被爆者の佐藤廣枝さんの話しによれば、献花の活動は、被爆60周年の年から続けているとのことです。
慰霊碑前に供えられた花のうち、南天の木は、佐伯町の山中で育てられ、毎年年末に切り出して持参し、供えられるそうです。
いただいた花を献花した後、原爆供養塔に向かいました。
ここにも新しい花が供えられています。
相生橋を渡り原爆ドームへ移動しようと北方面へ移動します。いつかこのブログでも紹介した島根の夫婦松が目に入ります。
以前見たときに比べるとずいぶんとすっきりと刈り込みされています。昨年末平和公園のこの一帯では選定作業を行われていましたので、この夫婦松もその時剪定されたのだと思われます。
相生橋を私原爆ドームに移動します。
早い時間だったからでしょうか、平和公園に着いたときから外国人旅行客の姿が特に目に入りますが、ここにも何人もの姿があります。。
上の写真でも、左右で二組のグループが、ガイドの話を聞いている様子がわかりますが、いずれも外国人のグループです。
帰りに原爆資料館を覗くと、少し受付前に列ができていましたが、ここにも外国人の姿が目立ちました。
原爆資料館の平和監視時計は、広島への原爆投下からの日数は「28637」を示し、最後の核実験からの日数は「837」を表示しています。この2年あまり核実験が行われていないことを示していますが、この数字がさらに大きくなるように、今年もがんばらなければと思いながら、平和公園めぐりを終えました。
いのちとうとし
[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« 2024年 新しい年を迎えて | トップページ | STOP GENOCIDE―広島パレスチナ連帯デモ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2025年「全国被爆二世交流会」(2025.02.09)
- 2025年2月のブルーベリー農園その1(2025.02.08)
- 上関をめぐる今年の動きを予想する(2025.02.10)
- 書籍「被爆者阿部静子は語る」(2025.02.07)
- ヒロシマとベトナム(その66-2)(2025.02.06)
「核兵器廃絶」カテゴリの記事
- 2025年「全国被爆二世交流会」(2025.02.09)
- 書籍「被爆者阿部静子は語る」(2025.02.07)
- 2月1日に開催された二つの講演会(2025.02.03)
- 原水爆禁止広島県協議会第94回総会(2025.01.30)
- ノーベル平和賞授賞式報告会と府中のネバダデー座り込み(2025.01.29)
「被爆者」カテゴリの記事
- 2025年「全国被爆二世交流会」(2025.02.09)
- 書籍「被爆者阿部静子は語る」(2025.02.07)
- 2月1日に開催された二つの講演会(2025.02.03)
- 被爆二世をめぐる課題に向き合い、国として補償せよ!(2025.02.01)
- 原水爆禁止広島県協議会第94回総会(2025.01.30)
コメント