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2023年12月 6日 (水)

ヒロシマとベトナム(その53-3) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-3~

求められている 地雷・不発弾処理のための支援

下の写真は2022年10月6日に配信された「VN Express」が、「クアンチ省の高速道路から僅か270m離れた地点の地下1mで、重さ340kgの爆弾2発が発見され、撤去された」と報じていました。

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クアンチン省で撤去された不発弾(2022年10月)

次の写真は同じく2022年11月、クアンチ省南西部のホンホア県で発見された80kgの火薬を含んだ227kgの不発弾です。

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信管付き不発弾、搬出できず現場で切断(2022年11月、クアンチ省)

2022年11月23日の『ベトナムニュース(日本語版)』によると、近くの農家が農場建設中に地下1mで見つけた爆弾には時限式信管が着いていたため、他の場所に搬出できず、周辺住民100世帯を避難させ、爆破処理ではなく特殊な切断機で解体処理したということです。これがクアンチの現状です。

ベトナム全土では、国土の約18%に相当する610万㌶が地雷や不発弾に汚染され、2020年12月までに約46万㌶が除去されましたが、まだ総面積の17.1%、564万㌶が残されています。

各国のNGOなどの支援で除去作業が進められていますが、資金・人材とも不足しているのが現状です。センターを訪れた訪問団からの質問に答えてセンター長は、「100%除去することは不可能だと考えている。2035年を目標に、とくに子どもたちの犠牲者を少なくしてゆきたい。1,000名のスタッフは十分と言えない。1チーム12名で除去除去作業を進めているが、1チームにあと3人増やせれば安全性も効率も格段に高まる。何よりも人材を増やすことが課題。そのためにも世界からの資金援助、機材や設備への支援が必要」との切実な訴えは訪問団の心を揺り動かしました。

私たちに出来ること ・・・・事実に触れ伝える、 心を通わせ支援の輪を広げる・・・・

クラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)は締結国に生産、貯蔵、使用、移譲を禁止しています。同時に、締結国はケガした本人だけでなく家族や遺族、さらに汚染された地域に対する支援を義務付けています。その履行を求めるとともに、アメリカ、ロシアなど未加盟国によるクラスター爆弾の拡散と使用を厳しく問い、オスロ条約の実効性を追求しなければなりません。

下の写真はセンターに展示されていた義足と車椅子です。地雷や不発弾で傷つけられた子どもたちを含む多くに人たちに必要な機具、機材も不足しています。センター長の説明を聞きながら、山口を拠点に枯葉剤被害者支援や地雷・不発弾による犠牲者支援を取り組んでいる友人を思い起こしました。

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不足している機材・機具(地雷処理支援センター)

また、東広島市内にある福祉分野の専門的で高度な人材を育成する大学で、学生たちがボランティアで義足や義手のメンテナンスを行っていることを思い起こしました。

様々な人や組織・団体の皆さんと情報と課題を共有しながら、私たちにも出来る支援と交流を・・・・・と、思いめぐらす学び多き地雷処理支援センター(QTMAC)視察でした。

あかたつ

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