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2023年11月10日 (金)

運動会今昔

10月28日、地域で開催された小学校の運動会に来賓として招かれ、行ってきました。連合町内会長をやっていることから来賓席に座ったのですが、僕が子どものころの運動会との違いがたくさんありました。

決して今が悪くて昔が良いという意味で書いているのではありませんから、誤解をしないでほしいのですが。

なんといっても、教師の生徒に対しての言葉です。「起立。着席。前にならえ」などという命令口調の言葉は決して使いません。「立ちましょう。」「座りましょう。」といった感じです。校長のあいさつも、競技の指示をする教員の言葉も、まるで保育園の園児に向かって話す口調でした。

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種目についても徒競走という言葉は使わずに、「Challenge Run!」「わ~HASHIRU」「きらきら かけっこ」という名前になっていました。もちろん騎馬戦とか3段~4段の組体操などありません。生徒たちのケガや事故が心配なのは、もちろん知っていますがね。

この小学校はかつてマンモス校でしたが、最近は生徒数も減ってきました。何年か前、保護者たちは、運動会の日は朝早くから学校の入口に並び、席を確保するために並んでいた光景が見られましたが、それは無くなりました。学校側が「次は3年生です。3年生の保護者の皆さんは、入れ替わって前のロープまでお越しください」というように誘導するのです。とても良いやり方だとは思いましたが、考えようによれば、自分の子どもや孫たちしか応援しなくて良いだろうという思惑を感じるのです。

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以前、運動会はみんなから応援され、喜ばれていた地域の行事だったと思うのです。自分の子どもだけでなく、みんなを応援していたと思うのですが。最近の保護者たちの姿は、自分の子どもたちに、ひたすらビデオカメラを向けるというのも新たな発見でした。声援の声や拍手がほとんど聞こえないのです。

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何度か放送されていたのは、「路上駐車をされている車は移動をお願いします」と「近くのスーパーに駐車しないようにお願いします」の要請でした。

孫二人が運動会で出場していたのですが、最後までその姿を確認することができませんでした。娘からは「孫愛のない祖父さんだ」と非難されましたが、同じような服装で帽子をかぶっているから、分かるはずないと思いましたが、そういう反論は決してしません。

聞いた話しですが、最近は保護者に対し、整列した時の場所や走る競技などでは、順番を書いた物を前もって連絡するそうですね。すごいサービス過剰ではないでしょうか。

来賓席に座り、ずっと思っていたのは、母親のフミ子さんのことでした。父親は僕が4歳の時に急死したので、3人の子どもを苦労して育ててくれたお母ちゃんです。もう亡くなって20年以上が経過しましたが、今でも大好きな人です。

フミ子さんは運動会の日には秋色の和服をきちんと着て、校庭中に聞こえるような大きな声で「省ちゃん頑張れ。省ちゃん頑張れ」を繰り返していました。  

昼休憩の時間には、観覧席の母のところで手作りの弁当を食べました。母は重箱にぎっしりと食べ物を入れていました。校庭の秋風の爽やかな臭い中ので、あの時に食べたこんにゃくとレンコンと人参の煮しめの味と稲荷ずしは、今でも忘れることはありません。

運動会は11時半には終わりました。時代の流れとともに変化した「運動会今昔」を感じさせてくれました。

木原省治

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コメント

思い出に残っている運動会は、美味しいお弁当の中身やお母さんの応援。今よりも豊かな時代だと感じました。お母さんへの愛情が感じられる文書は素敵ですね。

 コメントありがとうございました。苦労し苦労させた母親を、思う日々です。優しく、しかし気丈で自分の気持ちを正直に表す人でした。

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