何やってますか?―平和の鐘の鐘木の取り替え
散歩をしていると思いがけない出会いがありますが、今日は、先日平和公園を散歩中にみかかけて景色の紹介です。
平和公園の北側にある「平和の鐘」で、警備員と作業員二人が鐘をつく鐘木(しゅもく)をつるしている鎖に触って何か作業をしています。
気になるので聞いてみました。「鎖を縮めているのですか?」「いえ、鎖を縮めているのではなく、鐘木の先端を変えているのです」
鐘木は、何度も鐘をつくうちにだんだんと先端部分が削られていくようで、削られた先端部部の取り替え作業をし、新しくなった鐘木の取り付け作業中だったようです。
足下を見ると、取り外された鐘木の先端部分が見えます。
「一年に一回ぐらい取り替えるのですか?」と問うと「何時とは期間が決まっているわけではありません。先端の木の部分が金属の輪っかまで削られ、輪っかが梵鐘に当たると傷がつくので、警備中に気づいたときには、取り替えを行っているのです。」
上の写真ではわかりにくいのですが、よく見るとササクレだった先端部分のすぐ下に金属の輪があるのがわかります。
まだ作業の途中でしたので、日を改めて取り替えられた鐘木の先端部分の写真を撮ってきました。
きれいに補修されています。この写真では、はっきりと金属の輪がはめられているのがわかります。先端から輪までは、4~5cmぐらいありそうです。
これで当分安心して、平和の鐘をつくことができます。私が行ったときにも鐘をつく人の姿がありました。
最近は観光客も多くなっていますので、どれぐらいの期間保つのだろうかな?と思いながら、この場をあとにしました。
帰り道、10月20日のブログこれ、壊れていますよね: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)で紹介した「広島瓦斯株式会社原爆犠牲者追悼碑」のガス灯の修理が終わったのか気になりましたので、寄り道をしました。
5本とも炎が上がっています。連絡を入れた後、すぐに修理をされたようです。そう思いながら、同じ角度から写真を撮っていたら、この碑のまわりに散らばるゴミを掃除しておられた近所の人に声をかけられました。私が「ガス灯が一本消えているのを見つけ、気になったので広島ガスに連絡しました。もう修理が終わっているかなと見に来たのです」と答えると「実は私も、ガスの匂いを感じたので、広島ガスの役員にメールをしたのですよ。同じ頃に連絡したんでしょうね」とのことでした。私と同じように気づき、連絡を入れた人がおらました。ちょっと不思議な出会いでした。
いのちとうとし
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