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2023年11月28日 (火)

広島市主催「被爆建物めぐり2023」

今月19日、広島市が主催する「被爆建物めぐり2023」がありました。こちらは、何とか抽選に当たり、参加者のひとりに加わることができました。

今回の被爆建物めぐりのサブタイトルは「南区の被爆建物を通じて、ヒロシマをさがそう」ですので、巡る被爆建物は、南区にある広島陸軍兵器補給廠(広島大学医学部資料館)、広島陸軍被服支廠(旧日本通運出汐倉庫)、広島高等学校講堂(広島大学付属中・高等学校講堂)の3カ所でした。

何度も見学した被爆建物が二つ入っていますが、興味を持ったのは最後に訪れた「広島講堂学校講堂」です。ここは、何度か訪れようと思いながら実現していなかった被爆建物です。

集合場所は、広島大学医学部資料館前。午前10時前に全員がそろい、被爆建物めぐりがスタートしました。

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今回のガイドは、都市計画プランナーの山下和也さんです。山下さんは、広島平和記念資料館が被爆50年事業として発刊した「ヒロシマの被爆建造物は語るー未来への記録」(1996年3月発刊)の作成スタッフの一員です。また当時のメンバー三人と2006年9月に「ヒロシマをさがそう 原爆を見た建物」を出版されていますので、被爆建物についてのスペシャリストです。

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当日配布された資料に被爆建物について次のように記されています。

被爆建物・・・ヒロシマの道標(しるべ)

・被爆前の町の姿と暮らしを伝え、被爆前後の歴史をつなぐ道標。

・被爆時において、逃れ、人を探した道標。

・被爆直後の救援や復興を支えた道標。

・建築・空間を通じて被爆の実相と体験を伝える道標。

・刻み込まれた記憶を読み解き、想像して、未来を考える道標。

道標を頼りにヒロシマを歩こう。ヒロシマをさがそう。

帰宅後、「ヒロシマをさがそう 原爆を見た建物」を開いてみると、上記「ヒロシマの道標」が、この本のまとめ的に記載されていました。今後の被爆建物見学では、この道標を指標にしたいと思います。

被爆建物見学の最初は、集合場所でもある「広島大学医学部資料館」です。この建物については、すでに何度もこのブログでも書いていますので、なぜこの建物が被爆建物なのかなどは省略します。

山下さんのガイドのうち2点を紹介します。下の写真を見ながら、読んでほしいと思います。

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前にも紹介したことがありますが、上側の朱色っぽいレンガのうち、白っぽいレンガが被爆建物で使われていたレンガで、広島県産で廿日市の地御前や能美の高田などで焼かれた広島県産です。

レンガの積み方は、小口と呼ばれる小さなものと長手と呼ばれる長めのものが、横一列づつ順番に積み重ねられています。この積み方は、イギリス積みと呼ばれ、日本にあるレンガ造りの建物の9割以上は、この積み方でつくられています。後で訪れた被服支廠も同じ積み方です。この他にフランス式と呼ばれる積み方があり、こちらは小口と長手を混ぜて積む積み方です。

以前から気になっていた足下の黒っぽいレンガについてです。この黒っぽいレンガは、地面に近いということで、吸水性の低い素材や釉薬を塗って、吸水率を下げるように作られものです。ちょっとだけ知識が増えました。何度訪れても、いつも新たな発見があります。

広島陸軍兵器補給廠の見学を終え、広島陸軍被服支廠(旧日本通運出汐倉庫)に移動します。

陸軍被服支廠についても、すでに何度も紹介していますので、省略したいと思いますが、一つだけ初めて聞く話がありました。

それは、西側に並ぶ鉄扉の変形具合です。

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以前の見学でも鉄扉が変形していることはよくわかっていましたが、山下さんの説明によれば、「3棟ある建物のうち北側の建物ほど変形具合は小さく、南側にある鉄扉ほど変形が大きくなっている」とのことでした。その説明を受けてよく見ると、確かに南側の建物ほど鉄扉の変形が大きいように見えました。

この説明は、私は初めて聞く話です。爆心地から遠い方に影響が大きくなっていることが不思議な気がしますが、北西にある比治山が風の流れに何らかの影響があったように思われます。

これで、二つの被爆建物の見学は終わり、いよいよ次は、私が今回の見学会で一番期待している広島高等学校講堂(広島大学付属中・高等学校講堂)へ移動しました。少し距離がありますので、このつづきは明日報告します。

いのちとうとし

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