2023年9月のブルーベリー農園その4
9月23日が彼岸のお中日。東広島市豊栄町のブルーベリー農園で作業して安芸区の自宅に夕方帰るときに日が暮れるのがすっかり早くなった。この時期になると、若いころ秋の中国山地の登山でみるみる日が暮れるのを実感し、晩秋の臥竜山の麓のとある場所で一面ススキの原の広がった景色が思い出される季節になった。草刈り、木の伐採、剪定などの地味な作業がこれから来年の初夏まで続く。ブルーベリー畑にはこれまで油粕を施肥してきたが3年前から施肥をやめた。無肥料でもブルーベリーの実の出来具合、木の成長に大きな変化はなかった、昨年に続き緑肥用の種をまく栽培を続けていくことにしている。
9月24日(日)
3段あるブルーベリー畑の一番上のブルーベリー畑の草刈りの後、緑肥の種をまくので草を熊手で株の周りに集めてやる。
今年の緑肥は5種類。カラシナ、レンゲ、クローバー(赤、クリムソンクローバー2種類)、ヘアリーベッチにした。
3段あるブルーベリー畑の法面の下の空間にはカラシナを混ぜてまき、ブルーベリーの木と木の間にはカラシナを除く4種類を混ぜてまいた。午後来客もあったがどうにかばらまけた。本当は土を少し掘ってまき、土を薄くかぶせた方がいいのだが週末農業ではそれがかなわない。昨年もこの方法で、そこそこ芽が出たのでそれを期待している。
安芸の郷が運営しているcafeさくらが、実が取れるまでブルーベリージュースを提供したいとの要望でブルーベリーを摘みって数キロ納品した。写真の品名は晩生の「パウダーブルー」で、毎年最終ランナーとして、しわしわになるまで実をつけるという品種。
9月28日(木)は福富町の道の駅「湖畔の里福富」でブルーベリーの苗木やジャムを販売しているので、商品の補充、ブルーベリーの苗木は秋なので全部入れ替えに行った。その後豊栄町のブルーベリー農園を巡回。秋の野の花がいろいろ咲いていた。
①休耕田に咲くイヌタデ
農園の近くの花畑から
②ヒガンバナとコスモスとヒャクニチソウ
③シュウメイギク
農園の道路向こうの休耕田
④ススキとセイタカアワダチソウ。どちらももうすぐ満開に。
⑤里山の里道。栗の実がところどころに落ちている。
⑥ブルーベリーにとまるアカトンボ
ブルーベリー畑を高台にある畑から眺めるとブルーベリーの葉の先端部分にかすかな紅葉が見られる。日中の暑さは続いていてもブルーベリーの紅葉と落葉につづく冬支度は静かに進んでいるようだ。
2023年9月30日
社会福祉法人安芸の郷
理事長 遊川和良
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