今度こそ元気に育て!ライラック
先日被爆者の森の近くに行きましたので、4月のブログで2回紹介した(被爆者の森―ライラックの苗木植栽: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)、ライラックの花が咲きました。―被爆者の森: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com))北海道のライラックが、その後元気に育っているか気になりましたので、様子を見にいきました。
行ってみると「エッ」と思いがけず言ってしまうような姿を見ることになりました。
4月に植栽された苗木の部分の上部に付いた葉がすっかり枯れた色になっています。ライラックは、こんな早い時期に葉が枯れるのかなと一瞬思いました。しかしよく見ると根元の部分から、手前に向かった地に這うように枝が伸び、立派な葉が付いています。
私には、植栽時の幹が枯れてしまったか判断できませんので、その足で広島市中区維持管理課を訪れました。
上の写真ともう一枚別角度から写した写真を見せながら「どうも様子がおかしいのです。ライラックの葉は、こんなに早い時期に枯れるのですかね。ただ、根元からヒコバエのようなものが出て、その芽が元気に育っているように思えるのです。このヒコバエを育てれば、この場所の環境で芽を出したのですから、元気に育つのではないかと思うのですが」と話しました。
いつもいろいろと相談する担当者は、この写真を見て「これだけでは判断できませんが、ヒコバエのように見えますね。いずれにしても明日現場に行って、きちんと対処します」(私が区役所を訪れたのは午後5時前でした)との返事で、この日は帰宅しました。
翌日の午後2時過ぎに担当者から電話がありました。
「さっき植栽した業者と一緒に現場に行ってきました。間違いなくヒコバエが出ています。このヒコバエが元気ですので、これを育てるように措置をしました。
私たちが、いつも現地を訪れることがなかなか出来ませんので、もしまた何かありましたらぜひ情報を提供してください。ありがとうございました。」
翌日、再度現場に行ってきました。
地面に這うように伸びていたヒコバエが、支柱にくくりつけられて、直立しています。
根元部分をよく見ると、切断された跡が残っていますので、植栽時の幹は、やはり枯れていたようです。
ライラックの木は、何度も植栽が繰り返された木ですが、今度はこの環境の中で芽を出したヒコバエを育てることになりますので、ぜひ今度こそしっかりと育ち毎年きれいな花を咲かせて欲しいと思いながら現地を後にしました。
いのちとうとし
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