被爆78周年原水禁世界大会第2回広島県実行委員会を開催しました。
被爆78周年原水禁世界大会第2回広島県実行委員会が、大会まであと二週間ほどになった昨日、午後6時から自治労会館3階大会議室で開催されました。
第2回実行委員会の主な課題は、8月4日から始まる被爆78周年原水禁世界大会・広島大会成功のため、現地実行委員会としての最後の意思統一をすることでした。
実行委員会は、高橋克浩代表委員の司会で始まり、最初に秋葉忠利代表委員が、開会のあいさつ。
秋葉代表委員は、「政治の世界は、緊張感を欠く状態が続いている。しかし、重要案件が、我々国民が不在の状況の中で、どんどんと進んでいる。さらに、大雨による大災害が発生している中で、被災者と向き合うことなく、岸田首相は外国に出かけている実態。しかし、そんな状態に全く批判さえ出ない状況。正論がきちんと論議され、進むようにしなければならない。そのことは、私たちにも求められている」と、参加者に訴えました。
続いて、大瀬敬昭事務局長が、前段の平和行進を含め大会の日程等を提案し論議しました。
平和行進は、東部コースが7月28日から、北部コースが7月30日、西武コースが8月1日から実施されますが、来年に向けて「近年厳しい暑さが続いているが、できるだけ多くの参加者を得るため、来年に向けてコースの設定など工夫が必要ではないかと考えている」という意見が出され、大瀬事務長が「今年、三次は市内中心部を歩くコースに変更して実施することになった」ことを紹介しながら、今年の総括の中で、検討していくことが確認されました。
主な討論は、大会二日目(8月5日)に開催される分科会で、中央の運営委員と現地実行委員会の連携強化をどう進めるのかという課題でした。8月4日に開催される全国の運営委員会で、各会場係の責任者も参加し、その場で協議し、連携を強化し運営していくことを確認しました。
さらに、全国からの大会参加者にしっかりと「ヒロシマを知ってもらう」ためには、現地広島実行委員会の役割が重要であることも確認しました。
事務局から提案された大会日程、役割分担を全体で確認し、最後に金子哲夫代表委員が「地元実行委員会として全力で大会成功のため取り組んでいきたい」と閉会のあいさつを行い、被爆78周年原水禁世界大会第2回広島県実行委員会は終了しました。
コロナでの3年間の空白が、大会運営にも様々な影響が出ていることを実感した実行委員会でした。
いのちとうとし
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