第26代高校生平和大使結団式
全国16都道府県で選出された第26代高校生平和大使22名の結団式が、昨日午前10時から広島市のアステールプラザで行われました。なぜか今年は、全員が女性です。
昨年の第25代高校生平和大使を派遣した17道府県の内、今年は京都府からの参加が見送られました。また昨年31名だった平和大使も22名に減少しました。その大きな理由は、8月に実施される国連欧州本部への派遣費用が、大幅に高くなったことが原因のようです。
10時から始まった結団式は、第25代高校生平和大使の岡本依純さんの司会でスタートしました。
最初に高校生平和大使派遣実行委員会の小早川健共同代表があいさつ。
小早川さんは、今年5月に建立されたガンジー像に触れながら、「ガンジーは、七つの提言を行っている。その一つに『人格なき学識』がある」ことを紹介し、「人は平和に生きる権利がある。これを踏みにじる行為は許されない」と,平和の大切さを強調しました。
その後、連合広島、自治労広島県本部、平和運動センター、原水禁国民会議の代表、高校生平和大使を支援する会の豊永恵三郎さんが来賓のあいさつ。私も原水禁国民会議を代表してあいさつしました。
この中で被爆者の豊永さんは、「被爆者はいつもでも生きていない。被爆者と仲良くなってください。被爆者の話を聞いてください。そした、一人の被爆者としっかり向き合い、被爆者体験を継承していって欲しい。そして、その被爆体験を自分のものとし,自分の運動の柱にしてください」と訴えました。
続いて、在間秀和派遣実行委員会共同代表から、一人ひとりに任命書が手渡されました。
これで名実ともに第26代高校生平和大使の誕生です。
その後一人ひとりが決意を表明。昨日学んだこと、なぜ高校生平和大使に応募したのか等のそれぞれの思いを力強く表明しました。
最後に「核兵器廃絶と平和な世界実現のため、力を合わせて全力で取り組みます」との全員での表明で決意表明は終わりました。
その後、海外で使って欲しいと今年初めて広島県教育用品(株)から寄贈された英語版「組写真『ヒロシマ・ナガサキ』』(20枚組)が、贈呈されました。
派遣されたヨーロッパで活用されるものと思います。
最後のいつものように記念写真の撮影です。
今年も無事高校生平和大使結団式が無事終了しました。4年ぶりのジュネーブ,国連欧州本部への派遣、行くことのできなかった23代、24代、25代の高校生平和大使の思いも届けて欲しいと思います。
いのちとうとし
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