伐採された被爆シダレヤナギは芽吹いたか?
4月26日のブログなぜ被爆シダレヤナギは伐採されたのか?: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)で紹介した京橋川左岸の被爆シダレヤナギがどうなっているか気になっていましたので、昨日現地を訪れました。
「ひょっとすると新しい芽が出ているのではないか」と期待して、現地を訪れたのですが、残念ながら新しい芽吹きを見つけることはできませんでした。
何度も目をこらしてみたのですが、どこにもそれらしい様子は見当たりません。もともと空洞があまりにも大きすぎるのでしょうか。木の中心部は、すっかり腐っており、幹と思えるのは周辺部だけです。
よく見ると,小さな芽が出ているのが目にとまりますが、葉の形が違いますので、シダレヤナギとは全く違う木です。
同じように伐採された木で、芽吹いているものはないかと探すと、シダレヤナギのすぐ土手側の小さな樹木(名前はわかりませんが)には、小さくてわかりにくいのですが、芽吹きを確認できました。
こちらはもともと元気な木だったようですので、芽吹いたものと思われます。ただこの木は、小さな木ですので、シダレヤナギと同じくらいの木で芽吹いているものはないかと周囲を探すと、20メートルぐらい離れた場所で、小さな芽が出ている木を見つけました。
幹の右側上部です。近づいて改めて写真を撮ります。
切り口(左側の写真)に二つ、幹の下部(右側の写真)に一つ、計3個の芽を見つけることができました。まだやっと芽を出したばかりという状態ですのでよく見ないとわかりません。
しかし、立派に芽を出しています。この木も根元から切られていたのですが、幹そのものが元気ですので、芽吹いたと思われます。
シダレヤナギを見たとき、まだ芽が出るのには早すぎるかなと思ったのですが、この木の芽吹きを見ると、この時期でもシダレヤナギも元気であれば、芽が出ていてもおかしくないなと感じました。
被爆シダレヤナギも、何とか芽吹き,また元気な姿を見せて欲しいと願いながら、この場を離れましたが、これからも観察をつづけたいと思います。
いのちとうとし
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