第26代高校生平和大使広島研修
昨日午後1時から、アステールプラザを主会場として、全国16道府県で選出された第26代高校生平和大使22名が参加した広島研修が行われました。そして今日は、午前10時から同じ会場で、結団式が行われます。
1日目の研修の最初は、毎回講師を務めていただいている元資料館館長の原田浩さんの記念講演です。私が参加した時には、原田さんの被爆証言は終わり、広島の運動の歴史から何を学ぶのかをテーマとした話の途中からの参加になりましたが、「被爆の実相を伝える」と題した講演は、いつもの明快な語りで学ばされることの多い内容でした。
1時間半あまりの原田さんの記念講演の後は、場所を平和公園に移しての研修です。
昨日は、フラワーフェスティバルの初日と重なり、会場から平和大通りを越えて平和公園に行くのに、少し苦労をしましたが、全員が無事予定通り原爆死没者慰霊碑前に集合しました。
最初に献花です。今年は、花束ではなく多くの花が用意されていましたので、一人ひとりが1本ずつ献花をします。
最近は慰霊碑にお参りをする人は、きちんと列を作り並んで順番を待ち献花やお参りをしますので、高校生平和大使の人も同じスタイルで献花をしました。
その後5班に分かれて、碑めぐりです。5班の内2班は、被爆2世の岸本伸三さんと、西岡由起夫さん、他の3班は高校生平和大使OGがガイドを務めます。
私は、第26代高校生平和大使の五閑さくらさんと高校生平和大使OGが案内する班に同行しました。他の3人は、いずれも高校2年生の神奈川県の宮下桜さん、佐賀県の倉田律さん、熊本県の嶌村理彩三です。
限られた時間ですので、訪れた場所は次の通りです。
動員学徒の碑、原爆ドーム、原爆供養塔、韓国人原爆犠牲者慰霊碑、慈仙寺跡の墓石、原爆の子の像、平和の灯、原爆死没者慰霊碑。案内する場所は、限られた時間の中で回るためそれぞれガイドが決めたようですが、もう少し工夫があればと感じました。
最後にそれぞれの感想を出し合い、碑めぐりは終了しました。私は、ここで帰りましたが、この後高校生平和大使の皆さんは、資料館の見学し、初日の研修日程は終了することになっていました。
反核運動の原点に触れることで、この一年の活動の決意がより強まればと思います。
今日の結団式には、広島県原水禁の代表としてあいさつする予定です。
いのちとうとし
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