2023.5月のブルーベリー農園その4
農作業をしているとホトトギスがしきりに鳴く。里山の杉林あたりでこだまするように聞こえるかと思うと、ブルーベリー畑の中に入ってきて近くで鳴くこともある。そのさえずりを遮断するようにオスのキジがケーンケーンと鳴き縄張りを主張する。外に置いてあるピートモスの袋を剥ぐとムカデが動き、つづいて蛇の親子が3匹うごめいていて、うがーっ。スコップでピートモスを取り出して殺生せずにそのまま元に戻した。東広島市豊栄町のブルーベリー農園での作業は、日が長くなりうっかりすると5時過ぎても農園作業をしてしまうが、東広島バイパスの開通で混雑が解消されて安芸区の自宅に時間がほぼ1時間で帰れるようになった。
5月22日(月)
里山のブルーベリー園の西側に植えて20年にもなるブルーベリーを1本で数本に成長している幹の中から1本だけ選んで切っていく。太くて高さが3mくらいあった。
5月27日(土)
里山のブルーベリー園の周囲に細い竹がすーっと伸びている。ほっておくと茂るので柔らかいうちに剪定ばさみで根元から切っていく。
竹もだが、ブッシュの中に咲くシライトソウの花穂も随分長く伸びた。こちらは切らない。
里山の入り口の小さな畑で、ソラマメがよく育っている。さやが下を向いているものがたくさんあり、収穫して持ち帰り湯がいて頂く。
畑からブルーベリーの畑が見渡せる。背の高くなったアザミ。右端がブルーベリー畑。
同じ場所に
①、卯の花(ハコネウツギ)に赤い色が混じってきたり
②、クモの巣に落ちたエゴノキの白い花びらなど、初夏もどんどん進む。
3段あるブルーベリー畑の一番上の畑の端っこの早生のブルーベリーの木の周囲の草をのこぎり鎌で刈り、実を間引き枝の軽い剪定を行う。
5月28日(日)
29日からはしばらく雨の日が続くので昨日と同じブルーベリー畑で枯れた木の後に早生のブルーベリーを7本ほど追い植えした。安芸の郷で育てた苗木を使用。
周囲には昨秋種をまいた緑肥になるヘアリーベッチがクローバーにまじって花を咲かせている。
早生の実が大きくなってきている。実の先端のガクが大きく口を開けているのが特徴の早生のスパルタンという品種。
農園の小屋の側に咲くバラ。クイーンエリザベスという品種。安芸の郷に植えている同じバラより遅く開花。
2023年5月31日
社会福祉法人安芸の郷
理事長 遊川和良
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