2023年4月広島県原水禁常任理事会の報告
広島県原水禁は、昨日午後5時から自治労会館で17名(構成は30名)が参加し、常任理事会を開催しました。司会は、高橋克浩代表委員でした。
私は、少し遅れての参加となりましたが、協議事項には何とか間に合い,議論に参加しました。
主な議題と論議の状況は、は次の通りです。
1,「『ヒロシマ』をおもい、『核兵器廃絶』のおもいを世界に 5.17原水禁集会」
原水禁中央の主催で、5月17日(水)午後6時から午後7時半まで広島YMCA国際文化ホールで開催します。
原水禁国民会議顧問、前広島市長秋葉さんと大学生で被爆体験伝承者の梶原百恵さんとのトークセッションです。
常任理事会では、「G7に向けて、きちんとした原水禁としてのメッセージを発信することが大事」「若い人たちにどれだけ参加してもらうのか」「会場からの質問を事前に募集するなどの工夫をしよう」などの意見が出され、様々なSNSを使って、若い人たちの参加呼びかけや意見募集を行っていくことが集約されました。広島県原水禁のG7に対する考え方は、2月16日のブログG7広島サミットに対して岸田首相あてに申し入れ: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)ですでに明らかにしています。G7広島サミットが、「広島の名前を使って、自分たちのやっていることを正当化させる場」にさせてはならないことを改めて確認しました。
この集会のついての詳細は、改めてこのブログで紹介したいと思っています。
2,「原発回帰を許さず、再生可能エネルギーの促進を求める全国署名」
この署名は、・老朽原発の延長と原発の再稼働を中止すること・原発のリプレースを含む新増設を中止すること・福島第一原発の汚染水の海洋放出を中止することなど4項目の要請事項を掲げています。
広島では、8月末を締め切りとして取り組みこととし、組織内だけでなく、広島県原水禁として街頭署名活動を行うことを決めました。
3,「被爆78周年原水禁大会」
すでに3月29日のブログ「被爆78周年原水爆禁止世界大会」実行委員会結成総会・第1回実行委員会の開催: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)で紹介しています。広島県原水禁としては、6月上旬に広島県実行委員会結成総会を開催し、広島大会(8月4日~6日)を成功させるため、全力で取り組むことが確認されました。
なお、大会基調に昨年漏れていた「国家補償にもとづく被爆者援護法の制定」をきちんと盛り込むことを中央に要請することになりました。
4,「当面の取り組み」
当面の取り組みとして次のことを行います。
①毎年実施している「4.26チェルノブイリデー座り込み」を、今年も原爆慰霊碑前で4月26日午後0時15分間から30分実施する
②5月14日に広島県の選考会が行われ6月10日、11日に結団式が行われる第26代高校生平和大使支援カンパを例年通り取り組みこと
以上のことを協議確認し、4月の常任理事会は終了しましたが、今回は各常任理事から活発に意見が出され、充実した会議となりました。
いのちとうとし
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