ライラックの花が咲きました。―被爆者の森
先月29日に植栽された被爆者の森のライラックの苗木(被爆者の森―ライラックの苗木植栽: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)のつぼみの様子を見ようと昨日被爆者の森に行ってきました。
植栽されたときには、まだ小さかったライラックのつぼみが開き、立派な花を咲かせていました。花が、咲いていました。
品種が変わったからでしょうか、昨年より少し花の色が薄くなっているように思います。もう少しで満開です。
今回新たにつけられた柵に護られてライラックの木も元気に育っています。このままきちんと根付き、大きく育って欲しいと思います。
ついでですからいくつかの木を見て回りました。
ライラックのすぐ近くに、香川県のオリーブの木があります。昨年のライラックの木が折られた事故以降、広島市の被爆者の森への対応がずいぶんよくなってきました.このオリーブの木に添えられた支柱もその一つです。
かつて地面に這うように伸びていた枝が、支柱がつけられ元気な姿で見ることが出来るようになりました。
被爆者の南側のゾーンの一番西には、奈良県の八重桜がありますが、今年も満開の花をつけていました。
ほんの少しですが、花びらが散り始めています。
この木には、竹屋小学校の子どもたちが「ふつうの桜よりはおくれて牡丹のような花が咲きます。」と手書きした名札が付いています。
書かれているとおり、ソメイヨシノが、すべて花が散り葉が茂り始めた今、この木は満開の花をつけています。
道路の北側に渡り、山形県のサクランボの木を見に行きました。
見上げるとまだ小さな実ですが、青い実がたくさんついています。
今年も赤い実をつけ、子どもたちの口に入ることでしょう。
最後に、富山県のアスナロを見てきました。
昨年秋に葉が茶色くなったのを見つけたので、広島市に連絡したところ、すぐ後に市の担当者から「まだ少し緑の部分が残っていますし、もし枯れていたら枝がすぐに折れるのですが、まだ柔らかく曲がりますので、完全に枯れたとはいえません。出来ればこの子を育てたいので、もう少し様子を見たいと思います」とのことでした。私もその話を聞いて、枝に触ってみたのですが、確かにすぐに折れる感触はありませんでした。しかし、春を迎えても残念ながら緑色が復活していませんし、昨日も枝に触ってみたのですが、昨年のような柔らかさを感じることは出来ませんでした。枯れたと判断するしかないように思います。
市と改めて連絡を取りますが、近いうちに判断することになると思います。
いのちとうとし
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