今年最初の原水禁常任理事会
今年最初となる広島県原水禁常任理事会が、昨日午後6時から自治労会館で開催されました。
司会は私が勤め、最初に秋葉代表委員が、「ちょうど100年前、広島初の総理大臣加藤友三郎がなくなった。加藤友三郎は、ワシントン軍縮会議に参加し、日本の軍拡政策を軍縮政策へと転換させた。同じ広島出身の岸田首相は、軍拡政策へと大きく転換させた。広島にとっては由々しきこと。米国にいた時、広島の歴史を考えるとき、なぜ8月6日から始まるのかと問われた。どこからスタートするのは、非常に重要。G7にどう対応するのか。しっかりと考えよう。そしてヒロシマの運動の核となるよう頑張ろう。」とあいさつし会議はスタートしました。
続いて大瀬事務局長が、昨年11月22日以降の活動(原爆ドーム世界遺産登録記念集会、12.8不戦の誓いヒロシマ集会、福島原発見学など)について報告しました。経過報告に続いて、協議事項が提案されました。
最初の議題は、5月に広島で開催される「G7サミット」に向けての対応についてでした。様々な議論を経て、広島県原水禁として、G7で「核兵器を使わない、使わせない」という明確なメッセージが出されるように首相、広島県知事、広島市長申し入れを行うことを確認し、代表委員に案文は一任し、その案文を総会で承認した後申し入れることを確認しました。
1月1日の原爆ドーム
続いて、1月27日に開催する「原水爆禁止広島県協議会第92回総会」に提案する議案の協議です。今年度の活動方針としては、従来の運動を強化しながら、組織強化を意識的に取り組むため「①特に若い世代への継承を意識した取り組みや各地区の原水禁運動強化のための個人会員の拡大②原水禁学校の開催③ホームページ、SNSの強化」をあげています。また、「ヒバクシャの権利確立のとりくみ」として、特に2月7日に判決日を迎える「被爆二世裁判」への支援強化をあげています。
活動方針の最終案は、各常任理事が今週中に意見を提出し、それをまとめて総会に提案することが確認されました。
その他に、毎年実施している「1.27ネバダデー」の取り組みなど当面する行動日程を確認し、最後の高橋代表委員から、福島原発視察報告が行われ、常任理事会は終了しました。
高橋代表委員の福島原発視察報告は、総会の時にも学習会として行います。
いのちとうとし
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