府中地区の1月の「19日行動」 リレートークとスタンディング
今年最初の府中地区の「19日行動」は、上下地区は午後3時からAコープ前で6名の参加、府中地区は午後4時30分から府中天満屋店前で8名が参加し実施しました。参加者はなかなか増えませんが神石高原町から新たな方が参加してくれました。
リレートークでの発言で新しい参加者のAさんは
「私の祖父は上下町から出征した。43歳で陸軍に徴兵され、広島市で甲神(こうじん=甲奴と神石でこうじん)部隊の一員として建物疎開を行っていた。建物疎開とは兵隊が建物の柱を切って学生などがロープでひっぱって倒す作業らしい。練兵場で被爆し、三次まで帰って死亡した。死体は馬洗川の河川敷で焼かれ骨も返ってこなかった。」と切々と話されました。
Bさんは、
「タレントのタモリさんが、黒柳徹子さんの徹子の部屋で、『今年はどうなりますか』と聞かれ、『新しい戦前になるんじゃないでしょうか』と答えていた。そうならないため、みんなが声を出さなくてはいけない」と訴えました。
Cさんは、
「中国新聞は1月3日と4日に広島出身で初の内閣総理大臣であった加藤友三郎を取り上げました。見出しは『加藤友三郎没後100年』、『軍拡より協調(外交) 今こそ光を』でした。新聞では、加藤友三郎総理大臣は、第1次世界大戦の後、難しい世界の情勢から『どこの国とも仲良くする協調外交を掲げ、軍事費を削減した』とあります。」と紹介しながら、さらに『歳出の半分を占めた軍事費を削って民生や教育、産業振興に振り向けた結果。設立が難航していた旧制広島高校の実現も。加藤友三郎総理大臣のおかげと広島で称賛されてきた』とあります。同じ新聞で広島出身の総理大臣の岸田首相が『協調外交より軍拡』を進めていると批判していることがわかります。
ロシアのウクライナ侵略からも戦争を止める方向を国民みんなが求めています。それなのに岸田首相は、『敵基地攻撃』や『武器輸出の解禁』『防衛費をGDP比2%に増額する』と決めています。
岸田首相には同じ広島出身の総理大臣加藤友三郎を見習って、『どこの国とも仲良くする協調外交』と、軍事費を削減して国民の生活が豊かになることに予算は使うことを求めます。岸田首相は広島県民の平和を求める声に耳を傾けてほしい」と訴えました。
最後にまとめが行われ、一人ひとり感想を出し合って、今年もあきらめずに粘り強く取り組む決意を固めました。また2月5日(日)午後1時30分から尾道市立中央図書館で行われる「祝島島民の会裁判応援集会の取り組み」への参加要請もありました。
小川敏男
【編集者】小川さんから、今年も府中の活動報告が届きましたので、あかたつさんの「ベトナムの歴史 坑仏闘争3―5」は、明日に変更して掲載します。
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