酒蔵通り
久しぶりに青空がくっきりと見えた12月最後の日曜日、ある学習会に参加するため東広島に行きました。
会場は、西条駅から徒歩で20分ほどの場所です。会場まで徒歩ですので、久しぶりに酒蔵通りを通っていくことにしました。酒蔵通りは、駅前の最初の横道です。入り口はちょっと小さめですので、見逃しそうです。
少し進むと、右手に造り酒屋の建物の長い白壁が続きます。
この建物の切れたところに賀茂鶴酒造の仕込み水「福神井戸」があります。だれでも自由に水をくむことができます。
説明板には「水質は素材の繊細な味を引き出し、緑茶・紅茶・、炊飯、料理全般に適しています」と書かれています。
いつもここで、この水を飲むことにしていましたので、この日も一口飲みたかったのですが、自宅で使おうと3人ほど水くみに来ておられましたので、遠慮してその場を離れました。
すぐ左手に、旧西国街道の陣屋跡の立派な門が建っています。
さらに進むと、賀茂鶴酒造の別の醸造用建物が続きます。
二本の赤い煙突が、青空に映えています。
酒蔵とは違う西洋風のこの建物には、「賀茂鶴酒造株式会社本店」の看板がかかっていました。玄関の軒下には、杉玉がありましたが茶色でしたので、また新酒はできていないのでしょう。
西洋風の建物右隣に、醸造所の広場があり、右奥の醸造所で使われたと思われる道具が、乾されているのが目に入りましたので、一枚写真撮りました。
少し歩くと、亀齢酒造の酒蔵の一部が見えるところがありました。
酒米が入った袋が何袋かありましたが、奥まで見ることはできません。
福美人酒造の前を通り少し歩くと、右側の建物の軒に「鏝絵」がありました。
この道は何度も通ったことがありますが、「鏝絵」に気づいたのは初めてです。五穀の神様大黒さんは、米俵の上に座り、商売の神様恵比寿さんは、右手に釣り竿、左手に大きな鯛を持っています。五穀豊穣、商売繁盛を願った鏝絵です。
真っ青な青空ですので、白さが際立っています。
短い時間でしたが、前日までの寒波が収まり、思いがけない散策となりました。
いのちとうとし
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