「開戦の日を迎え、平和と護憲を誓う! 12・8不戦の誓いヒロシマ集会」に参加を!
憲法を守る広島県民会議/広島県平和運動センター/ 広島県原水禁/8の日平和行動ヒロシマおんなの会/ 戦争をさせないヒロシマ1000人委員会の5団体が主催し、毎年1月8日開催してきた「12・8不戦の誓いヒロシマ集会」が、今年も明日12月8日午後6時から広島弁護士会館2階大会議室で開催されます。
81年前の12月8日、日本は真珠湾攻撃を開始し、太平洋戦争へと突入しました。と語られていますが、同じ日に広島にあった第5師団の広島11聯隊が、マレー半島への上陸作戦の先陣を切ったことに触れることは、ほとんどありません。広島に住む私たちが決して忘れてはならないことだと思います。この上陸作戦に広島が深くかかわっていたことを吉村昭著「大本営が震えた日」で教えられました。その後堀川恵子著「暁の宇品」によって、さらに詳細に知ることができました。すでに知られていることですが、改めて記せば、マレー半島上陸作戦は、真珠湾攻撃に先立つこと1時間前に開始されていますので、3年8カ月にわたる太平洋戦争は、広島の第11聯隊のマレー半島のコタバル上陸作戦の開始から始まったことになります。
この歴史の事実を忘れないためにと始まった「12・8不戦の誓いヒロシマ集会」ですが、今年は、日本国憲法発効75年、沖縄日本復帰50年、日中国交正常化50年の節目の年にあたりますので、「日本はアジアで何をしたのか?など過去の過ちを振り返り、平和と護憲を誓う場」となる講演を弁護士の内田雅敏さんにお願いしました。
講師 内田雅敏さん(弁護士、1000人委員会事務局長)
講演 =憲法発効75年、沖縄「復帰」・日中国交正常化50年=
「日本はアジアで何をしたか ~二度と戦争を起こさないために~」
会場 広島弁護士会館2階
参加費 500円
講師の内田さんには、これまで何度か集会での講師をお願いしてきましたが、コロナ感染の拡大でいずれも講演会が中止になってしまい、お話を聞くことができませんでした。内田雅敏さんは、戦後補償問題や靖国問題に深くかかわってこられましたので、今回の講演が楽しみです。
戦争をしないためには、どうすべきかを考えるのではなく、中国、北朝鮮の脅威論をあおり、ひたすら軍備増強への道を突き進む岸田政権、そしてそれに疑問を感じないどころか、それを無批判に後押しするような国民世論の状況をみて、いつか来たあの戦争への道を思い起こすのは私だけでしょうか。
再び過ちを繰り返させないためにも、太平洋戦争に突入した81年前の12月8日を忘れずこだわり続けることが大切だと思います。
「12・8不戦の誓いヒロシマ集会」への参加を呼びかけます。
いのちとうとし
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