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2022年12月16日 (金)

日朝友好広島県民の会2022年度総会の開催

日朝友好広島県民の会の2022年度総会が、14日午後6時から広島留学生会館で開催されました。

総会は、佐藤奈保子事務局次長の司会で始まり、最初に足立修一代表委員が開会のあいさつ。続いて議事に入り、大瀬敬昭事務局長が、2021年度活動報告、会計決算を提案、森脇浩二会計監査が、会計監査報告を提案しました。

報告された主な活動は、「コロナ禍で活動は制限されたものの①署名活動や支援活動を続けてきた成果として本年3月に広島市議会で「幼保無償化」が可決されたこと②11月7日に行われた「金剛山歌劇団2022年アンサンブル公演」をチャリティーコンサートして取り組み、広告料・チケットを合わせて1,392,000円を朝鮮学園支援として送ることができた」ことでした。

拍手・承認の後、大瀬事務局長から2022年度活動方針、予算案が提案されました。

取り組みの柱として「①日朝国交正常化の実現を目指し、全国の仲間とともに日本政府への働き掛けを強化する②朝鮮学園への「高校無償化」の適用、補助金の再開、物価高騰対策補助金適用対象を勝ち取るため、政府、広島県、広島市に対する取り組みを強化する③広島朝鮮初中高級学校における民族教育諸活動を財政面から支援するためのチャリティーコンサートなどのカンパ活動を引き続き取り組む④在日朝鮮人に対するあらゆる差別・偏見を許さず、在日朝鮮人の民主的民族的諸権利を擁護するための取組を継続・強化する」ことを確認しました。

役員改選では、代表委員に佐古正明代表委員の後任として高橋克浩さんが選出されました。

全ての提案が、参加者全員の拍手で確認されました。

最後に閉会あいさつを高橋新代表委員が行い、総会は終了しました。

総会の後、足立修一代表委員から、チャリティーコンサートの益金が、朝鮮学園に贈呈されました。

今年の記念講演は、「高校無償化裁判と今後の課題および取り組み」と題して朝鮮学校を支援する全国事務局代表長谷川和夫さんの講演でした。

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長谷川さん話しは、自らの経歴に触れながら「なぜ朝鮮学園に関わるようになったのか」から始まりました。特に印象に残ったことは、「現地の持つ力が大切だと思い、朝鮮学園の授業参観を地域ぐるみで実施した。そこに参加した小学校のPTA会長、保守といえる人ですが、参観後『地域の子どもは地域で守る』と発言し、その後、地域の見守り隊が組織され、続いている。地域の原点に戻る。そして地域から変えていかないと何も変わらない」という話でした。運動体だけでなく、地域をどれだけ巻き込んで朝鮮学園の存在、そしてそこで行われている授業などの様子を知ってもらうのか、これからの私たちの課題が提起された気がします。

この他にも長谷川さんは、毎年原水禁大会に参加していること、3月には杉並の子どもたちヒロシマ派遣団を連れて広島を訪れていることなど、私にとって別の意味で大事な活動の報告もありました。

厳しい情勢にありますが、この総会を契機にさらに日朝友好運動、とりわけ朝鮮学園支援運動を強化しなければならないと決意した総会でした。

いのちとうとし

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