12月の「3の日行動」
戦争させない・九条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会の12月の「3の日行動」は、今月は3日が土曜日ということで正午から本通電停前で実施しました。
今月の「3の日行動」のスローガンは、「軍事費の倍増反対 暮らしを守れ」です。
ロシアのウクライナへの軍事侵略が始まって以降、日本でも「中国の脅威」「北朝鮮の脅威」が強調され、軍備増強の動きが急速に強まっています。そしてついに岸田首相は、自衛目的としながら、他国領域のミサイル基地などを破壊する敵基地攻撃能力の保有を明記した国家安全保障戦略など安全保障関連3文書を今月中旬にも閣議決定をしようとしています。その欺瞞性を覆い隠すために「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」などと訳の分からない言葉に置き換えてですから、姑息としか言いようがありません。
「3の日行動」の先駆け「19日行動」は、安倍政権による憲法違反の「戦争法」強行成立を許さない行動としてはじまりました。「戦争法成立」後の日本政府の安全保障政策は、さらに憲法の平和主義を無視した政策が続き、事実上の改憲ともいえる状況となっています。
今や「憲法に基づく専守防衛」との理念すら形骸化させ、先制攻撃への道を開くことを平気で実行しようとしています。それは戦争法によって容認されることになった集団的自衛権の名のもとに米国など密接な関係にある他国が攻撃された場合でも、日本の存立が脅かされれば、敵基地攻撃の行使も可能ということになりますから、限りなく日本が戦争に巻き込まれる危険性は高まることになります。
81年前のこの月12月8日に始まった真珠湾攻撃も、防衛の名によってはじめられた侵略戦争だったことを忘れるわけにはいきません。
こんな思いを込めた今月の「3の日行動」となりました。
その他にも最近の政治状況に合わせ「国葬違憲裁判、消費税インボイス、許せない性暴力裁判、統一協会問題」などをテーマにスピーチが行われました。
岸田自公政権の暴挙をとめるためには、こうした行動を粘り強く続けていくことが大切です。
参加者は、30人でした。
いのちとうとし
[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« 中国配電職員弔魂塔 | トップページ | ヒロシマとベトナム(その39-1) »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2023年12月のブルーベリー農園その1(2023.12.08)
- 12月の「3の日行動」(2023.12.07)
- ヒロシマとベトナム(その53-3) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-3~ (2023.12.06)
- ヒロシマとベトナム(その53-2) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-2~ (2023.12.05)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 12月の「3の日行動」(2023.12.07)
- ヒロシマとベトナム(その53-3) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-3~ (2023.12.06)
- ヒロシマとベトナム(その53-2) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-2~ (2023.12.05)
- ヒロシマとベトナム(その53-1) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-1~ (2023.12.04)
- パレスチナ・イスラエル問題へのつぶやき(2023.12.03)
「#平和推進」カテゴリの記事
- 12月の「3の日行動」(2023.12.07)
- ヒロシマとベトナム(その53-3) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-3~ (2023.12.06)
- ヒロシマとベトナム(その53-2) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-2~ (2023.12.05)
- ヒロシマとベトナム(その53-1) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-1~ (2023.12.04)
コメント