三原地区・12月の「19日行動」
2022年最後の「19日行動」を12月17日(土)、午後1時30分から小雨が降る中、12人が参加して実施しました。
私たち戦争をさせない三原市民行動は、毎月、三原駅前において安保法制(戦争法)の廃止、憲法改悪反対を訴えており、今年も延べ200人の市民の皆さんが街頭に立って平和憲法を守ろうと訴えてきました。今月の街頭行動は、昨日(16日)岸田政権が敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有や軍事費の倍増を明記した防衛力強化に向けた新たな「国家安全保障戦略」など安保関連3文書を閣議決定したことに対し、憲法9条を破壊し再び戦争する国に向かっていると抗議の声を上げました。
リレートークで花田喜代子さんは、「岸田総理は軍備拡大すると話し合いの時にこちらが有利になる。また、軍備拡大して増税をすることは国民の責任である。と言いました。どちらの話しも大変おかしいと思います」。「今、サッカーのワールドカップ大会が行われています。日本はコスタリカに負けましたが、テレビでコスタリカの国を紹介していました。コスタリカには軍隊はありません。それでも国民は平和で穏やかで、貧しいけれども幸せな毎日を過ごしています。軍隊は無くても平和に暮らせることはできます」。「岸田総理が言うように、軍備を拡大すれば話し合いが有利になるというのは全くでたらめです。こちらが軍備を準備すれば相手側は軍備をそれ以上作ってくると思います。絶対に軍備を増強させてはなりません。できれば今以上に減らしていく方向にがんばっていかなければならないと思います。それをやるのが政治の力ではないでしょうか。軍備拡大でこちらの話しを有利にするのではなく、話し合いでもって、外交でもって平和な世界を作っていく努力をすることが政治の力ではないのでしょうか。」と軍備拡大反対の意見を述べました。
専守防衛から反撃能力(先制攻撃)へと日本の安全保障政策が大きく転換する今、戦争をさせない三原市民行動は、来年も市民の皆さんとの共同で平和憲法を守るために街頭に立ち続けます。
藤本講治
【編集後記】藤本さん、一年間情報提供ありがとうございました。三原地区の行動に敬意を表します。「継続は力」来年もがんばりましょう。
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