素晴らしい眺望の韓国料理店NaRi Joa( ナリゾア)
被爆者の豊永恵三郎さんと原民喜研究者の竹原陽子さんの「俳句談義」に同行して二葉山の中腹にある韓国料理店NaRi Joa( ナリゾア)に昼食を食べに行きました。ナリゾラは、ハングル語で「いい日だね」という意味だそうです。
急な坂道を登っていきますので、徒歩ではちょっと辛いものがあります。私たちは、広島駅新幹線口で待ち合わせをし、短い距離ですがタクシーに乗りました。
お店のオーナー安さんは、在韓被爆者問題で何度か席を同じくした知人でした。もちろん豊永さんの古い古い友人ですが。
このビルは、4階建てです。レストランの入り口が3階です。
このビルは、1968年に讃井さんによってアジアからの留学生の宿泊施設として建てられ、2001年に広島留学生会館が開館するまでは、この建物が留学生の宿泊場所として活用されてそうです。その名残が、館内だけでなくいたるところに残っています。この時は、讃井という名字しかわからなかったのですが、帰宅してある本を見ていたら当時広島大学の教授だった讃井鉄男さんが思い立ち、1963年に病気で急逝されると、その意志を妻の光子さんが引き継がれて完成したものだということがわかりました。
現在、この建物は、4階がレストランとなっていますが、1階は2019年に亡くなられた女性史研究家加納美紀代の資料室とになっており、その膨大な蔵書や資料の整理を高雄きくえさんがあたっておられます。もともと安さんがこのビルを購入しようと思われた動機は、自分たちの資料室を持ちたいということだったようですから、この資料室こそこのビルの中心といってよいかもしれません。
館内を見学しているうちに昼の時間が近づきましたので、4階に戻って、楽しい昼食の時間です。ランチメニューです。
豊永さんが予約された「ワンプレートおたのしみセット」が、運ばれてきました。
ゆっくりと美味しい昼食をいただくことができました。
お店を後にする前、お願いして屋上に上がらせていただきました。広島市内だけでなく、宮島や瀬戸内海の島々が一望できます。食事をした場所の窓からも見えますが、屋上から見る景色は格別でした。左方向の景色です。
右方向の景色です。右端奥に宮島が望めます。
真ん中で一番高く映っているビルの向こう側に似島がありますが、残念ながらビルの影になってみることができません。
天気に恵まれ良い景色を眺めることができました。
食事と景色に満足して帰宅の途につきました。
いのちとうとし
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