討論が大切―ピーススクールで学んだこと
今月18日の第3回「平和フォーラムピーススクール」で講師を務めます。: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)で紹介した「第3回平和フォーラムピーススクール」に行ってきました。私が問題提起をする「原水禁運動」は、一番目のカリキュラムでしたので、開会行事から参加することにしました。
主催者あいさつの後、「アイスブレーク」という時間が設定されています。何が始まるのかと思っていたら、参加者全員が二列に並び、向かい合ってそれぞれの共通点(年齢だとか趣味など)を話しメモを取ります。2分ほどで片側の列に並ぶ人が一つ移動して、同じことを繰り返します。時間の都合で4回ほど繰り返して終了です。その後何人かが、立って「誰それさんとこんなことが共通していました」と発表。参加者は、41名、前回より増えています。当然のことですが、初めて会う人ばかりでしたが、これで一気に参加者の雰囲気が変わり、何となくリラックスし参加者同士が身近な関係になったような気がします。
今回のピーススクールのコーディネーターの一人南雲さんのアイディアで、初めて体験する企画で、私も最初は「何が始まるのか」とちょっとびっくりしましたが、終わってみれば「納得」です。
その後が私の講演でしたが、何となく話しやすい雰囲気で話すことができました。
私の講演のタイトルは、いつものように「核と人類は共存できない 原水禁運動の歴史に学ぶ」です。リラックスした雰囲気でしたので、私も話の途中で「原水禁大会に参加した人は手をあげて」「反核平和の火リレーは?」など、参加者に問いかけながら、いつもと違う雰囲気で話すことができました。いずれの問いかけにも約半数の人の手が上がりました。
講演の後は、6つの班ごとのディスカッションです。これも南雲さんの指示。「今の話を聞いて、自分がこれまでやってきた平和運動について、話してみましょう」。テーブルごとの各班で15分間の討論が始まります。
「はい終了。各班ひとり代表で、2分間で何が話されたか報告してください」
各代表の発表です。以外と思えるほど「反核平和の火リレー」に関する報告が出てきました。もちろん私が講演の中で触れたこともあったとは思いますが、ちょっと意外で、嬉しい気持ちでした。
最後のコメントを求められましたので、反核平和の火リレーのスタートに関わった一人として「なぜ走ることを企画したのか」「最初の時、ランナーを集めるのに苦労したこと」などを紹介して、この単位は終了しました。
班ごとのディスカッションが盛り上がっている様子を見て、どうしても「講演」が中心となる広島の原水禁学校の企画にも、もっと工夫が必要だなと痛感させられました。
日帰りでの参加でしたのでこの単位だけで私は会場を後にしましたが、学ばされることの多かった今回のピーススクールでした。
今回のフィールドワークは、二日目の19日でしたので、国会前で行われている「19日行動」に一緒の参加する事でした。これもよい経験になったと思います。
いのちとうとし
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