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« 原爆犠牲者の月命日の法要-その2 | トップページ | 「かき船問題を考える会」第7回総会 »

2022年10月10日 (月)

原発があるということは、事故はいつかわが身に!

10月1日~2日、松江市において「島根原発を止めるために何を行うか」をテーマに、中国地方連絡会議の第40回交流総会を開催しました。

この連絡会議、正式名は「中国地方反原発反火電等住民運動市民運動連絡会議」という、中国地方の反原発・反火電などの市民・住民運動団体で構成している組織です。

 1982年に広島市で結成総会を開催していますので、満40年という老舗組織です。交流総会は毎年中国地方5県を持ち回りで開催し、本来ならば昨年は岡山県での開催でした。しかしコロナ禍とちょうど開催を予定していた時期に、鳥取、島根両県で島根原発の再稼働に対する住民投票条例制定運動の山場と重なったために、中止していました。

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この度は福島原発事故の時、福島県浪江町に住んでいた菅野(かんの)みずえさんに『私が実感した避難の問題点』と題して話しをしてもらいました。菅野さんは、原発事故で町ごと避難されました。そして16年から兵庫県三木市に住んでおられます。原発賠償訴訟の原告として、また避難計画を案ずる関西連絡会の会員として活動しています。 

「失くしたのは故郷ではなく、そこにあるべき暮らし」「わたしたちが失くした、いいえ奪われたのはあるべき暮らし、そこに暮らしているはずだった日常、みんなと一緒に生きるはずだった未来…」と、虚しさ、怒り、悲しみを淡々と話しかけました。

「ともに老いるはずだった私たちの地域のコミュニティ、町の子どもたちの成長をともに楽しめるはずだった私たちの暮らし…」と話された時には、約50人の参加者は、静かにうなずき涙ぐむ顔も見受けられました。

机上で考えられ策定されている避難計画、生身の人間や暮らしを考えない計画の在り方に、原発の犯罪さを改めて実感しました。

菅野さんの話しの後は、各地の状況報告とこれからの活動について意見交換となり、そして夜は恒例の懇親会となりました。

翌日は島根原発の見学。この度は原発構内にも入られるということで、事前に送っていた運転免許証などのコピーと実際に持参した物との厳重な??チェックがされました。島根原発では、今年5月に協力会社から依頼を受けた業者が、身分証明書を偽造したという事件を起こしたので、私たちにはとりわけ『厳重さ』を見せたのだと感じました。

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見学の後は、島根原子力館の広場にある「誓いの鐘」の前で記念写真。この鐘は、2010年島根原発1・2号機で511か所におよぶ点検漏れや機器の未交換が発覚し、その最終報告を国に行ったということで6月3日を「原子力安全文化の日」として中電が定めました。毎年、この日には中電社長も参加し、中電や協力会社の人たちが参加してセレモニーが行われています。

これまでの度重なる点検不備・虚偽報告に対し、繰り返さないという誓いを込めて造られた鐘ですが、その後何度も不祥事を起こしています。

木原省治

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