安倍元首相の国葬と「沖縄南西諸島は今・・・進むミサイル要塞化・・・写真展」
広島市まちづくり市民交流プラザ南棟1階ロビーで「沖縄南西諸島は今・・・進むミサイル要塞化・・・写真展」が開催されています。
安倍元首相の国葬が行われた昨日、会場を訪れました。
展示されている写真は、主催者のZENKO(平和と民主主義をめざす全国交換会)広島が、東アジア共同体研究所琉球・沖縄センターと沖縄ドローンプロゼクトの奥間政則さんなどから提供を受けたものです。
南西端の沖縄の与論島から続く沖縄南西諸島、そして奄美諸島の馬毛島に至る島々で進むミサイル要塞化、軍備増強の実態を知ることができる写真展です。
中国の海洋進出を口実に日米韓、オーストラリ、インド、英仏などによる中国封じ込めの最前進基地として九州南方から台湾北方にかけて約1,200kmに連なる島嶼群に、日米によるミサイル要塞化が進められている実態を知ることができます。
馬毛島、与那国島、宮古島などなど個別の軍事基地建設の問題、そして住民の反対運動などについては、いくつかの講演会などを通じて知っているつもりでしたが、全ての島々で進む軍事基地化の事実を一体のものとして明らかにしているこの写真展が示す事実は、私の想像をはるかに超えるものです。
それぞれの島の軍事要塞化の実態は、どれだけ国民に知らされているのでしょうか。
先の大戦で、国内唯一の戦場となった沖縄が、再び本土の砦としての役割が押し付けられようとしています。そそれは、いったい誰が推進してきたのか?平和憲法を踏みにじり、軍備増強・戦争をする国づくりを進めてきたのは、安倍元総理です。それは、アメリカの戦争に日本を巻き込む道に他なりません。この写真展は、安倍元首相が国葬にふさわしくない政治家であったことを如実に示しています。
「安倍元総理の国葬」は、安倍元総理が進めてきた軍事大国化への政策にお墨付きを与えることにつながるのではないでしょうか。なぜ、私たちが「安倍元総理の国葬」に反対したのか、反対しなければならなかったのか、国葬が終わったとしても、そのことは言い続けなければなりません。
この写真展は、明日(30日)まで開催されています。ぜひ今沖縄南西諸島で起きている事実を知るためにも会場を訪れてほしいと思います。
いのちとうとし
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