「基町写真展2022」に行ってきました。
広島市立大学と広島市中区役所による「基町プロジェクト」が主催する「基町写真展2022」が、基町市営アパートで8月28日まで開催されています。
「ふるさとのアルバムをめくる、めぐる。」写真展として、2015年に基町プロジェクトがスタートして以来、基町住宅地区内外の人たちから提供された懐かしい写真の一部を展示し、毎年8月に開催されてきたもののようです。
この写真展は、時代の流れとともに大きく変化した基町地区の過去を振り返り、未来の展望を考えるきっかけとなる企画として開催されています。
これまでに3,000枚以上の写真資料が提供されています。
8回目となる今回は、基町地区における何気ない普段を捉えたものや変わりゆく日常、住民の集合写真が展示されています。
なぜ基町の写真展に興味を持っているのかは、基町に関係する写真展を紹介した3月21日「写真展1976‐1978基町」に行きました。: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)、4月9日「明田弘司と、基町」写真展に行ってきました。: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)のブログで書いていますので、今回は省略します。
会場は、二つに分かれています。第1会場は、「ぜんいんしゅうごう!」です。
家族写真や集合写真が並んでします。
私が見ている時、夫婦が入ってこられました。「あっこの写真は・・・」と懐かしそうに話しながら見ておられます。その内、知人が映っている写真があったのでしょうか、会場係の人にお願いをしておられます。「寝たきりでここに来られない母にこの写真を見せてやりたいのですが、写してもよいですか」「ちょっと待ってください、事務局に聞いてみますので」しばらくして「個人で見るために写されるのでしたらOKです」「ありがとうございます。母がきっと喜びます」。会話を交わした後、写真を撮っておられました。
そんな思いを持ったゆかりの人が多く見に来られるようです。
第2会場は、「あの日、あの時」です。
ここには、基町で写されたスナップ写真が並んでいます。この会場には、戦後の住宅地図が拡大されて貼りつけられていますので、位置を確認しながら見ることができます。
今回も懐かしい思いで、見ることができました。
基町プロジェクトには、常設展示「基町資料室」がありますが、機会を改めて紹介したいと思います。
いのちとうとし
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