平和大通り「Akari Matsuri」
特定非営利活動法人セトラひろしま~伝統文化継承プロジェクト「広島芸能」~が主催する「平和大通り『Akari Matsuri』」が、12日、13日の二日間平和大通り広島信用金庫前緑地帯で、今年初めて開催されました。
どういうわけが、事前に広島県原水禁宛てに案内が届いていましたので、初日12日に出かけてみました。13日は午後3時過ぎに雷雨となり開催できたのかちょっと心配でしたが、無事開催されたようです。
会場で配布されていたチラシには、この企画についてこう書かれています。「広島市中心部に位置する平和大通り。様々な人が行き交うこの場所の灯りをともします。この場所で『日本の伝統文化』と『灯り』をテーマとしたステージやブースを開催。様々な思いを込めた灯りがたくさん集まり、広島の夜を照らすことでこの街に住む人々や訪れる人々、そして広島と世界を繋ぐ道しるべとなっていくことを願います。」
この祭りのスタートは、午後5時半ですが、私が訪れたのは、午後7時半過ぎです。理由は二つ。一つは、ある程度暗くならないとせっかくの灯りが、きれいに映えないだろうと思ったこと。二つは、ステージでの三部構成の演奏(午後6時半「竹」、7時半「風」、8時半「夢」)の「風」が始まる時間だからです。
到着するとステージでは、奄美三味線と尺八の演奏が行われていました。
少し写りは悪いですが、多くの観客が楽しんでします。
夕方準備中に訪れた時には、屋台になるのかなと思った場所では、様々なワークショップが行われていました。
お面の絵付け。
こちらでは提灯の絵付けです。子どもたちが熱心に書いています。
他にも、竹灯り作り、盆栽作り、うちわ型染めなどなど、充実しています。いずれも有料ですが、沢山の人が訪れていました。
灯りまつりの主役ともいえる大きな灯篭も並んでいます。
再びステージに戻ると書道のパフォーマンスが終わったところで作品が並んでします。
30分ほどで会場を後にしましたが、最後に事務局の木村さんとお話しすることができました。「予想を超える人に来ていただいています。ワークショップもたくさんの人に参加していただき、本当にうれしいです。これからも定期的に開催できればと思っています。貴重な平和大通りの空間が、多くの人に広く活用されるようになれば良いと思っています。」とのことでした。
今後も第2回は今年の10月7日から8日、第3回は12月23日から24日に開催される予定です。
この「灯りまつり」は、カフェなどの建物を作りことよりも、自由に使える広場として活用し、市民や広島を訪れた人たちが憩える場として工夫して活用すれば、多くの人を集めることができることを示しています。
これまでも平和大通りでのパフォーマンスは、いくつか企画されていますが、これだけ大きな規模での企画は初めてのように思いますので、広島市が進めようとしている「平和大通りのにぎわいづくり」への大きなヒントを与える「灯りまつり」だったように思います。
いのちとうとし
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