ミャンマーを忘れないで 「1の日行動」
昨年2月1日、ミャンマーの軍がクーデターを起こして丸1年5カ月となる昨日7月1日、15回目を迎える「ミャンマー忘れないで 1の日行動」が、午後3時から1時間本通電停青山前で、実施されました。ちょうど、この場所を通りかかりましたので、私も参加しました。
昨日の行動では、私を含め4人の弁士が、マイクを通じて訴えましたが、この行動の事務局を担っている小武正教さんの訴えの一部組紹介します。小武さんは、毎回三次から参加されています。
「昨年2月1日に軍事クーデターが行われて以降、6月29日の時点で、はっきりとしているだけでも2,039人の市民が殺され、14,374人が逮捕されています。
6月20日に広島を訪れたミャンマーの僧侶アシン・タワラ師は、ミャンマー軍の残虐行為によって市民が殺されている様子を写真で紹介しながら、『日本が国民統一政府(NUG)への支持と人道的支援』を訴えました。
4月26日には、日本政府がこれまでも行われてきたことですが、新たにミャンマー国軍関係者4名を受け入れ、防衛省の管轄施設で訓練を行うことが明らかになりました。これは、市民のいのちを奪い、弾圧をくり返すミャンマー国軍への協力です。絶対に許すことはできません。強く抗議します。
さらに日本政府は、対ミャンマー経済協力を明確に中止することなく、状況を見守って判断するという姿勢を崩していません。日本の大企業の多くも、国軍による人権侵害への加担につながる可能性のあるミャンマーでのビズネスについて、人権侵害を回避するための具体的行動をとることなく、融資を継続しています。まるで国軍が来年実施するとしている国政選挙、そしてその結果を待ち、なし崩しに経済支援やビジネスを継続していこうとしているかのようです。
またミャンマー軍は、市民・国会議員4人に対して死刑を執行することを表明しています。現地メディアによるとミャンマーでは30年以上、死刑は執行されていませんから、もしこの死刑執行が行われれば、まさに異常な事態といえます。決して死刑執行を許してはなりません。声を上げてください。」
私が訴えたことは次のことです。
「ウクライナへのロシアの軍事侵略の状況は、過剰と思えるほど情報が流れていますが、日本国内で、ミャンマーの現地の状況は、全くと言ってよいほど報道されません。
ですから、多くの国民が、いまミャンマーで何が起きているか知るすべがない状況です。これは、日本国内だけでなく、世界各地で起っていることです。
国際社会がミャンマーで起きている軍事政権による横暴を知らなければ、また関心を持たなければ持たないほど軍の横暴は続くことになると思います。私たちが無関心でいればいるほど、ミャンマーでは多くの市民のいのちが奪われ、軍による弾圧が続くことになります。今、この声を聞いたことを機会に、ミャンマー問題に少しでも関心を深めてください。」
何人かの人が、カンパをしてくださいました。
いのちとうとし
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