三原地区、府中地区の7月の「19日行動」
三原地区の藤本講治さん、府中地区の小川敏男さんから、今月も「19日行動」の報告が届きました。
三原地区
7月19日、火曜日、17時30分、16人がいつものように三原駅前に立って街頭アピール行動を行いました。この度の参議院選挙において、憲法改正に前向きな国会の勢力が3分の2を超える結果となったことや安倍元首相の射殺事件などを受けて、今後の改憲の動向や民主主義のあり様について6人の弁士がスピーチを行いました。
アピールの締めを担った岡崎敏彦さんは、①「選挙結果を受けて、まさに私たち主権者がいよいよ真剣に憲法改正と向き合わなければならない。危惧していた国民投票が迫ってきている。私たちは、すばらしい日本の憲法9条・恒久平和を守り抜くために対抗していかなければならない」。②「改めて憲法とは何ぞや。憲法がどういう形で作られたのか。憲法前文から103条からなる条文を読み返し、どんなにすばらしい憲法かをしっかり確認しようではありませんか。そうした取り組みを日常茶飯事にいろんな機会を通じて仲間に話をする地道な運動をしないかぎりは、国民投票直前になって動いても押し切られてしまうと思う。主権者である私たちがどういう判断をしていくかにかかっている」。③「これから3年間、いくらも時間はありませんが、少しずつ運動を広げて何としても世界に誇りうる憲法9条を守り抜こうではありませんか。日本の憲法は、世界のどこにもないすばらしい憲法です。お互い学習を深め、護憲の運動、憲法を暮らしに活かす・政治に活かす運動を地道にやって行こうではありませんか」。とくくりました。
藤本講治
府中地区
安保法制に反対する府中市民の会は恒例のまちかどツアーを行いました。
上下Aコープ前7人、府中天満屋前9人の参加で、各所30分間リレートークとスタンディングを行いました。
上下Aコープ前
府中天満屋前
スピーチ内容は、安保法制など憲法をなし崩しにする政策を行ってきた自民党政権の根っこに統一教会との問題があったことがわかった。安倍内閣下村文科相が統一教会の名称変更を許可したことは象徴的な出来事だった。モリカケサクラ問題や安保法制など民主主義を壊してきた元首相の国葬には反対する。維新松井代表は何かにつけ「令和の世の中だから昭和でなく令和でものを考えよう」というが、命を守ることに昭和も令和もない。軍備ではなく教育と福祉にもっと金を使うよう訴えていこう。ロシア・ウクライナ戦争で軍備拡大や敵基地攻撃能力保持まで話が出ているが、NATO加盟国と日本の立場の違いを冷静に見つめる必要がある。など、選挙結果や安部元首相暗殺について多く言及し、平和国家の目指すべき姿は防衛力拡大ではなく外交力の強化だと異口同音に訴えました。特に安部元首相国葬について鋭く批判しました。
小川敏男
府中地区の原稿は、小川さんが参加できなかったため、石岡真由海さんの原稿を本人の了解を得て小川さんが送ってくれました。
毎月定期的に取り組まれている両地区の行動に敬意を表します。
いのちとうとし
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